- 名前
- たかふみ25
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- 年齢
- 39歳
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- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】44-1、オールコット必要!
2011年11月15日 03:17
敵の人海戦術に追い詰められる4人。散開してた筈なのに、結局公園に集まってしまう。ぐるりと大量のネガイナーが取り囲んでいる。
「クッポクポー♪」
緊張感のない声が空を舞う。妖精姿のクポーである。
「なんだか久しぶりに逢う気がするね、クポー」
小春はクポーを掴まえて撫でようとした。「先生」としては毎日逢ってるが、「妖精」としては久しぶりだった。
「使い方がわかったクポー」
「使い方って何のですか?」
一同、あのアイテムについて、存在すら意識していなかった。
「争奪戦はなんだったのかクポー」
しゅんとなるクポー。正直言って作者の采配ミスだ。ごめんなさい。
「冗談はさておき、使い方わかったんだよねっ」
ますます「偉い偉い」と頭を撫でる小春。いつもは撫でられる立場か、撫でるのがたまらないらしい。
「さっさと使い方教えろですわ!」
「教えてあげないよっじゃんっ♪なんちて」
冗談めかす麻衣子。
「いや、麻衣子の言う通りだクポー。誰かに伝授するんでなく、クポーが使うしかないアイテムなんだクポー」
つまり、ワッフルの妖精専用のアイテムというわけだ。
クポーは宝石箱、オールコットを取り出した。
更に、小瓶を取り出した。
小瓶の中にはこれまで茜と小春が浄化してきた願いのカケラが宝石のようになってたまっている。ちなみに小瓶はクポーの家に保管されてて、この小瓶は一部である。
「宝石箱は宝石箱として使うんだクポー」
驚愕の事実!なんとオールコットは普通に宝石箱だったのだ!
「誰がが転けそうですわ」
「オールコット内部に願いのカケラを数個収納して中ぶたを閉じると、ネジ巻きゼンマイが現れるクポー」
説明口調だがその通りである。
ゼンマイの回転ハンドルは中のカケラが作り出した魔法のハンドルだ。
「これを念じながら、回し続けるクポー」
「何を念じるの?」
ぶおおおおん!
その時、一台のロールスロイスが勢い良く乱入した。
「お嬢様。お客様をお連れしました」
サラだ。
「あらあら、こんばんは~」
「こんにちはだよっ」
「……来てやったぞ」
琴とかずねと有希だ。
「これはこれは皆さんお揃いで、どうかしたのですわ?」
「ん……見守りに来た」
有希はクポーとオールコットに視線を向けた。
意味を察していたらしい。
「作戦会議は終わったか?そろそろ突撃させてもらうぞ!」
鎧の声がなり響く。どうやら他2将軍は退却し、大量ネガイナーの指揮権を握ったらしい。
「何人か増えたみたいだが構わん!纏めて葬り去る!突撃!」
「デイトナフォースフィールド!」
千歳は結界を作り、群れを足止めさせた。
「さあ、オールコットのチカラ、見せて見なさい、ですわっ」
続く!
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