桜餅

久しぶりの連休。


いつもより少し
ダラダラ過ごして遅めの朝ごはん
でも、気分はだらけてない。何故って


ボクにとってうれしいシーズンの到来。
今日からＪリーグ開幕です！
ちなみに、ガンバ大阪のファンです

折角なら、球場で見たかったけど、
予定が立たなくって、
よ～～し、こうなったらビール片手にテレビ観戦！


と、思っていたら、今回中継なし。


そりゃないよ、セニョリータ


仕方がないので
パソコンで試合経過を眺めながら
用事をこなしてたら小腹が空いてきたので
ハーフタイムに近くの阪急ストアへ。


うちの近所は、平日は車でうるさい位なのに
休みの日は、不思議なくらい静か
都心の静寂を楽しめるのもひとつの贅沢やね


さっさと買い物済ませて家に・・・、
と、スーパーで物色してたら桜餅が並んでた。



桜餅か～


懐かしいな～


桜餅を見ると母方の祖父を思い出す
あれは、幼稚園の頃か…。


母の実家に行くと、満面の笑みを浮かべた祖父が
「桜餅、買いに行こうか」
そう言って、ボクの手を繋ぎ市場に向かう。


「おじいちゃんは桜餅好きやな～」
「桜餅はな、おばあちゃんが大好きやったンや」
「ふ～ん、おばあちゃんか～」


嬉しそうな祖父を見上げてたけど
ボクにとって祖母は
仏壇の上にある写真でしか知らない人。


でも、そのやり取りが凄く好きだったのを覚えてる
母の実家に行くたびに
祖父と一緒に市場の和菓子屋さんへ行ったものだ。


手を繋ぎ歩きながら
「なぁ、おじいちゃん、おばあちゃんって
もういてへんやんか～
でも、いまでもおばあちゃんのこと大好き何ン？」

祖父は満面の笑みを浮かべて
「うん、大好きやで」
そう答えてくれた。


手先が器用な人で、お米に字を書いたり、
乗ってた三輪車は祖父の設計だった。
英語も堪能だったという


小学一年の時、その大好きな祖父が亡くなった。


年を重ねていって、祖父と祖母の馴れ初めなどを聞いた。



年が離れていたのもあるやろうけど
（祖母が２８歳の時、４０歳台の祖父と結婚）、
祖父は本当に祖母を愛していたという話を聞くにつけ
ますます、祖父が好きになった。



ボクもそういう女性とめぐり会いたいと思う



しかし、ホントに愛し合ってたンなやな～
月こそ違えど、命日まで一緒やモンな



大好きな祖父を思い出した今日。
そない甘いもの好きちゃうのに
スーパーの籠の中には桜餅が入ってた。





ちなみ、関西人やから写真の桜餅は当然左側です



ははは、訂正、間違えてたｗ
左ですよ、左

あかん
ガンバが引き分けたから調子が出ませんｗ