混浴露天風呂

行って来ました。
白浜にできた和歌山初の混浴露天風呂のある宿へ


仕事がら
温泉旅館には良く行ってます。
日本全国あっちへこっちへ

おかげさまで、
日本で未踏の地は埼玉だけです。

で、今日、日本最古泉のひとつ
白浜に行ってきました。
ちなみに他の二つは有馬と道後。
（ま、その当時の中央は大和ですからこうなります）

これが、日本三名泉となると
有馬・下呂・草津になります
（江戸時代の儒学者がつけた）


閑話休題。


そんな白浜に１０年ぶりに出来たという温泉旅館
「浜千鳥の湯 海舟」を拝見してきました。

岬の先にできた宿で、
良いな～と思ったのは１０棟ある「離れ」
この景色を独占できるのは凄く価値があります。

それと、写真の混浴露天風呂。
風呂に入ると目の前は海ですよ。海！


混浴露天風呂。これね～、
許可を取るのが大変なんですよ。


東北とか
農閑期に湯治場としての歴史があるところって
混浴って多いんだけど、
これは昔から営業許可をもらっているから

新規にオープンしたりとか、
改装したりすると保健所の許可が下りない
だから、この「浜千鳥の湯 海舟」さんも
混浴露天に入るには、宿が用意している
タオルみたい服みたいなのを
体に巻いて入らなきゃいけない。


ま、東北も脱衣所は別になってます。
肝心の風呂の露天は混浴なんやけどね（笑）


混浴露天に入るまでは嫌がる女の人も
見ず知らずの人と喋るっていう面白さには、
はまりますよ


露天風呂

体は温かいのに
顔を撫でる風は心地良いほど涼しくって
見上げると満点の星だったり、
露天の横が川原で
滝の音を聞きながら入る露天風呂だったり、

それにしてもいろいろ行ったな～。

期間限定、氷上の上にできた露天風呂だったり
田んぼの中になぜか沸いてる露天風呂だったり
餌付けされた鹿が覗きにくる露天風呂だったり

東北の温泉宿の人は最初のりが悪いんだけど、
親しくなるとメチャ温かくって
どこでもそうだけど、お宿のおもてなしって
やっぱ温かくって…。


そういや、知り合ったカナダ人の温泉評論家が言ってたよな～

「日本の文化は温泉と手ぬぐいなんですね～」


温泉はわかったけど、手ぬぐいがわからんかった


その意味するところが
最近少しずつわかってきた氣がする

手ぬぐい
体を拭くタオルにもなり
体をこすることもできる
また、頭に巻けば帽子に
怪我をしたら包帯代わり
勿論、ハンカチにもなる


シンプルかつ機能的
凄くスッキリしている


なるほどな～
いろんな文化を吸収して
独自の日本的なものにする、
ワビ、サビに通じるところがあるんだね、
手ぬぐいには・・・。


そう、思うようになってから
旅のお供に手ぬぐいは欠かせません


手ぬぐい一丁で体も拭きゃ～体も洗う

気質は関西人やけど
１６分の１流れている
江戸の火消しの血…


粋ってこんなことなんかな（笑）


でも、どっちにしたって
粋に年を重ねたいよね


粋によ