妻たちの性の記録から抜粋第23回目

・・・旅の途中で・・・
　宿に着くと二人とも待てなかった。私が抱き寄せるより早く亮子さんの方が躯をぶつけてきて転がりながら唇を合わせ舌を絡ませた。スカートの下に手を入れると亮子さんがジッパーをはずす。腕はそのまま豊かな乳房まで潜り込む。そして揉む。引き抜く手でパンティストッキングをショーツごとはずす。腰を持ち上げて協力してくれる。私も立ち上がって上も下も着ているものを投げ捨てる。「寒くなぁい。じゃ私も取るわ。お布団をだしますわ」素裸の私がさきに横になると彼女は脱ぎ捨てた服を畳んだり、部屋のあちこちを動き回る。スリップに覆われた豊かな腰つきを目で追い、浴衣を羽織ろうとする亮子さんに待てずに起き上がって抱きつく。「ちょっと待って。慌てん坊さん。まるで若い人みたい。いま髪を解きますわ。お待ちどうさま」事実、私はどう言うわけか亮子さんの長い髪に情欲を感じる。「そ、それは。まだバスを使っていないから」と押しとどめるのも構わず乾いてしまったそこに舌を這わせる。愛液と唾液で滑らかに指をのみ込む。亮子さんの大好きな恥骨の裏のザラザラを丹念に揉む。肩を押さえた私の腕の上で髪を乱して顔を左右に振り乱す。その髪に顔を摺りつけ息を吸い込む。セクシーなにおいが鼻頂を撃つ。いつもの睦言は無しにもう呻く。そして握った私のをリズミックに上下する。