- 名前
- かつみ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 57歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 暫く休みます
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「立秋~あるホテルでの出来事~」
2024年09月22日 06:32
立秋の8月7日の午後
サイトで知り合った人と関内のマックで待ち合わせをした
相手は57歳の既婚者
会ってお願いしたいことがあるとメッセージを送ると
「いいよ」
と返事があった
多分この人なら大丈夫そうだな・・
サイトにいて一年
段々とそういう感も当たるようになってきていた
久しぶりに私の性癖が満たされるのかな・・
前の日はドキドキして、ちょっとムラムラもしてきたけど、明日のために指を秘所に伸ばすのは我慢した
あの男に開発された、私の性癖が十分に満たされるように・・
早めにマックに着いて、外が見える席に座りシェイクを飲む
かつみさんには、マック前に着いたらメールをくれるように伝えてあった
ここで会う前の最終チェックのため
約束の2時にメールの着信
マック前に着いたと
見ると、連絡があった服装の白いポロシャツ、ジーンズ、紺色のベースボールキャップ、そして小さめのリュックを背負っている男性が周りを見回すように立っていた
それほど年齢を感じさせない。そして何より誠実そうだ。私は会って私のお願いを伝えることに決めた
挨拶をして西口近くのカフェに入る
少し初対面の挨拶をしながら、お互いの印象の探り合いをする
今のところかつみさんに悪い感じはしない
「ところで、りこさんのお願いって何なの?」
私は相手からそう切り出すのを待っていた
「あの、初対面の人にこんなお願いするの恥ずかしいんですけど・・。お会いしてみて、かつみさんなら、聞いて頂けそうだと・・」
「いいよ。俺で出来ることだったらね」
「あの、オナニーするところを見ていてほしいんです」
「へぇ、見るだけでいいんだ」
「はい、見てもらえるだけでいいんです」
「これから?」
「はい、出来れば」
「近くのラブホ?」
「場所はお任せします」
かつみさんは、少し顔を傾けるようにして私の顔を見つめながら考えているようだった
そして答えた
「いいよ。じゃあ、ラブホにいこうか? りこさんのオナニー見てあげるよ。細かいことは、りこさんに任せるよ。ホテル代は俺が持つから」
「本当に無理なお願いで申し訳ありません。サイトで、かつみさんのプロフィールや日記見て、この人なら、私のお願いを聞いて貰えそうだと思って・・」
二人は、カフェを出て伊勢佐木町にあるラブホに向かった
ホテルはかつみさんがカフェで調べて、ここでいいかと私に聞いてくれた場所
リゾートホテル風のお洒落な感じのホテル
私に依存はなかった
ホテルに向かって連れ立って歩く二人
私の心臓は期待と少しの不安で高鳴っていた
☆☆
ホテルの部屋は、先ほどスマホで見たとおりの部屋で、リゾート風の装飾が施されていた
りこさんからのお願いは、性的なものだとは予想していたが、まさか、オナニーするところをみてくれというリクエストとは思わなかった
でも、25才の妙齢の女性のオナニーを目の前で鑑賞するのも、一興かなと考えて彼女のリクエストを受け入れた
「これからどうする? シャワーは?」
バックを置いたりこさんに聞いた
「シャワーを浴びたいのですが、かつみさんは一緒に入って、洗うのは別々で・・。私の洗うところを見ていただけますか」
「うん。いいよ。今日はりこ姫の仰せのままに」
「本当に勝手ばかり言って申し訳ありません」
「いいよ。りこさんのような素敵な女性のシャワーシーンとオナニー。男にとって贅沢な時間もんね。りこさんの思うとおりにして、何でも言ってね」
りこさんは花柄の薄手のモスグリーンのワンピースを脱ぎ始めた
俺も自分の服を脱いでいく
彼女の服の下は薄いピンクの下着
なかなかスタイルがいい
「りこさん、スタイルいいね。それにピンクの、下着、よく似合ってるよ」
「恥ずかしいです。、でも、嬉しいです」
彼女は手で隠すようにしながらブラを取り、そしてパンティに手をかけてゆっくりと足の方やずらしていく。腕で見えないようにはしているが、自然な感じのヘアが好ましい色気を感じさせる
「先に浴室に行ってシャワーを浴びていますので、かつみさんも来て下さい」
俺が下着を脱いで裸になって、浴室に入るとりこさんはシャワーを浴び始めていた
若い女性の肌に滑り落ちる水の流れ
それだけで絵になる感じだ
「私はボディソープで洗っていますから、その間にシャワーをどうぞ」
りこさんはそう言って、ボディソープを手目塗りながら洗っていく
首筋、バスト、腕、お腹、太股から足
そして秘所
俺はそれを眺めながらシャワーを浴び、同じようにボディソープで身体を洗う
初めて会う男に浴室で裸になって見られながら身体を洗うことは、勿論若い女性には堪らなく恥ずかしいだろう
でも、りこさんの場合、その羞恥心を感じさせる紅潮した頬や眼や表情の中に、何か恍惚としたものがほのかに感じられた
彼女は、見られるのがたまらなく感じるように、どうやら男に仕込まれたらしい
そんな女性がどんなオナニーをするのか?
俺の好奇心とエロチシズムを求める心に、俺自身の男のものも反応し始めていた
「先に出てソファにいますから・・」
彼女はそう言って浴室から出て行った
☆☆
私は浴室から出ると、タオルで身体を拭いて、そしてガウンを纏った
ホテルに備え付けの冷蔵庫からペットボトルのミネラルウォーターを二本出して、ソファの前に置いた
程なくかつみさんがガウンを着て現れ、ソファにいる私の横に座る
「ここからは何を俺はすればいいの? りこお嬢さん」
「ミネラルウォーターを口に含んで、私に口移しで飲ませて下さい。だけど、身体は触らないで下さいね」
「うん、分かった。仰せの通りに」
彼はミネラルウォーターのキャップを空けて、口に含んで、そして私の唇にキスをしながら、段々と舌を口の中にねじ入れ、そして舌づたいに冷たいような生ぬるいような不思議なエロチックな液体が私の喉を潤していく
私はその不思議な液体がスイッチとなって、足をソファにあげてM字になって片手はガウンの上から、もう片手はガウンの中に手を入れて、ノーブラの乳房を優しく揉み始める・・
かつみさんはどうしているだろう?
キスをしながら水を飲ませてくれた後で、オナニーを始めた私を観察しているのかしら?
熱い視線は感じるの
私は目をつぶって快楽に身を任せ初めていたけれど。彼の視線は感じているの
だから、一人でやるのと違って
大学の時にあの人に仕込まれたように、熱いものが、熱を帯びたものが、私の心と身体と、そして子を宿すその奥の処を包んでいくの・・
乳房を触っていた手を、前に差し出す
「お願い。この二本の指に口に含んで、かつみさんの唾をこの人差し指と中指に付けて」
「うん、こうかな?」
彼は音を立てて私の差し出した指をしゃぶり、たっぷりのねっとりとした唾を付けてくれる
私はその指を、彼の粘液が付いた指で乳首を弄り始める
「あっ!」
自分で弄りながら声が出てしまう
だって、やっぱりこうすると気持ちいいんだもの
「こっちの指も・・。お願い、しゃぶって・・」
私が差し出した指を彼はさっきより長くたっぷりとしゃぶりあげる
「こうかな?」
私はその指を、ノーパンでガウンからはだけている太股をなで回し、外側からゆっくりと、ゆっくりと彼の視線をくぎ付けにしている秘所へと導いていく
いつの間にか、ソファの前のテーブルは退かされ、彼は胡座をかいて私のオナニーを見て、助け、そして共演者になってくれている
指が求めるように割れ目の中へと滑り込んでいく・・
くちゅくちゃと淫靡な音が、私の喘ぎ声が部屋に木霊していく・・
かつみさんは時々私が差し出す指にたっぷりと彼の粘液を、私を愛撫する代わりに付けてくれる
いや
彼も愛撫しているのかもしれないな
彼の視線と彼の唾と彼の想いで
あぁ
やっぱりこうして弄るのが気持ちいい
でも段々と身体の芯が熱くなってくる・・
段々とあの人のものが
私の中に欲しくなってくる・・
おねだりして
おねだりして
やっと叶えられた私の望み・・
あの日々が私の脳裏で微かに甦る
でも
リアルに男の人が目の前にいるのよ
私のオナニーをただ見ることを約束してくれた人が・・
「ねぇ、おねがい、挿れてください」
「うん、オナニーを見ているだけだって約束だろ?」
「最初はそのつもりだったんです。だけど、見られて弄くっていると、なんだか身体の芯が熱くなってどうしようもないんです」
「駄目だよ。見るだけの約束だろ。でもいいよ、オナニーの手伝いならしてあげるよ」
かつみさんはそう言うと、私の身体を抱き上げてベッドに仰向けに置いて、足の間に身体を入れて軽く両膝を持って足を広げた
「さぁ、乳首とあそこを弄って。俺はくりを舐めて、りこのオナニーの手伝いをしてあげるよ」
そう言って、舌先で優しく敏感になっている場所を優しく舐め上げ、包み込み、軽くつつき、そして吸い上げる
私は乳房と乳首を左手で弄り
右手で太股の裏側からあそこを弄る
あぁ
あぁ
どこかに堕ちていってしまいそう
なんだか蕩けていってしまいそう
なんどもおねだりしたかもしれない
なんどもなんども声を出したかもしれない
そして私は果てた・・・
気が付いたら、ベッドの上で彼の腕の中だった
私は心地よい疲れと虚脱感と久しぶりに満たされた悦びを感じていた
私は彼の胸に耳を当てて、彼の心臓の力強い音を聞いた
あぁ、私は生きているんだ
それが立秋の日のホテルでの思い出だった
(Fin)
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