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「立ったままで」

2024年09月20日 06:34

「立ったままで」

ホテルの部屋に入って直ぐに
彼に抱きしめられてキスをされた
それだけで私は濡れて
どうしようもなく感じてしまっている

ううん
部屋に入る前から
彼と逢った時から
私ははしたないと思うくらい
濡れてしまってどうしようもなかった


「荷物を置かせて」
私はバッグを持ったままだったので
ソファの前のテーブルに置くために
彼と離れていった

私が彼に背を向けてバッグを置いたその時
彼に後ろから強く抱きしめられる
そして抱きしめられたまま
顔を後ろに向けられキスをされる
入って来る彼の舌と彼の粘液
私も彼の舌に私の舌を絡ませて味わい
そして彼の粘液と私のものが混じったものを味わう

キスをされながら彼の手は
私の乳房を服の上からまさぐっている
「やっとお前に逢えて、もう我慢出来んわ」
「もうせっかちなんだから」

そう言いながらも私も嫌じゃない
そうじゃないな
こんな風に荒々しく抱きしめられたかったんだ
私は。ずっと彼を、彼の身体を
彼に抱かれることを求めていたから


立ったままで愛撫されながら私は服を脱がされ
彼も服を脱いでいく

彼の愛撫に悶えながら
気が付けば私も彼も産まれたままの姿

私の乳房は彼の両方の手で揉みしだかれ
その先の硬くなった乳首
コリコリと指で弄られる

もう片方の手はお尻を触った後で
足の付け根の所へと延びて
私の秘所を弄り始める

どうしようもなく濡れて来て
恥ずかしい音がし始めた

私はベッドに手を突いて
必死に我慢していた

だって後ろから彼に抱かれ弄られ
どうしようもなく感じて
立っていられないぐらい感じていたから


彼の指が私のあそこの中に入ってきて
ゆっくりと出し入れを始める
くちゅくちゅという音が部屋に漏れ始める

「あっ、だめっ、だめっ、いくっ、いくっ」
私は軽くイッてしまった
膝からガクガクと崩れ落ちそうになる

「ダメやん。ちゃんと立たんとアカンよ」
彼は後ろから私の身体を抱きしめるように支え
そして背中にキスをしてくれた
うなじから始まって段々と下の方に
鎖骨から背骨を通って産毛を舐めるように
キスと舌で舐めるのを繰り返しながら
私の腰からお尻を彼の舌が私の身体を這いまわる

そしてお尻ホールドされて
彼の舌はお尻のお肉を口全体で甘噛みしてから
お尻の穴の周りから割れ目沿いに舌は動いていく

「あんっ。ダメだよっ、そんな所汚いよ」
「ええやんか。お前の身体は全部美味しくて
俺には最高の御馳走やねん」

彼はそう言うと
鼻先をお尻の穴に軽く突っ込むように刺激しながら
クリやあそこの入口を舐め始めた

さっき指で弄られたところが
その先の子を宿すところが
ジンジンと熱くなってくるのが分かる

指でなくて
彼の舌でなくて
彼自身が欲しくて
どうしようもなくなっていくのが分かる


「だめっ、挿れて、挿れて、挿れて」
「欲しいのあなたのものが」
「私の中に挿れて欲しいの」

「ええ子やなぁ」
「ええよ、丁度お前に中に挿れたかってん」

彼が私のあそこに手を当てがったかた思うと
直ぐに彼の硬くなったものが入ってきて
私の中を満たしていった

「沢山濡れてたから直ぐに入ったやんか」
「可愛い女やなぁ」

「やだっ、恥ずかしい
口ではそう言いながら
私は彼と繋がった幸せと悦びを
身体全体で味わっていた

暫くは動かずにいた彼は
ゆっくりとグラインドをしながら
私の乳房を弄び始める

私はバックで突いてくる彼を
ベッドに手を突いて
お尻突き出して受け止めている

段々と強く激しくなる彼の腰の動き
自然と私の腰も動き
乳房は揺れ
喘ぎ声恥ずかしいぐらい部屋に溢れていく


「あっ、だめっ、またイッちゃう」
「早く頂戴っ」
「あなたの、あなたのものを、私の中に、出してっ」

「ええよ、俺もそろそろ出したかってん」
「最後に強く突くよ。いく時は一緒やよ」

それからのことはよくは覚えていない
激しく突かれ
激しく喘ぎ
二人一緒に果て
そして私はやっと崩れ落ちるように
ソファの横に座り込むことが許された

そんな私を彼は前から抱きしめて
優しくキスをしてくれた

今思い出しても
あそこがジンとなるぐらい
嬉しくて恥ずかしくて満たされて
女として最高の瞬間だった

(Fin)

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