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「パンティストッキング」

2024年09月15日 00:08

「洋子と一緒に行った下着屋で買ったパンティストッキング、試しに履いてみてあいつに送ったのよ」
「えっ、あのちょっとエッチなやつ? 真理子も度胸ついたね」

昼休みのランチで同僚の洋子と社員用の休憩室で持ってきたお弁当を食べながら、そんな会話をした

洋子から夜の生活でマンネリ気味旦那を刺激したくて、エッチ下着を買いに行くのを付き合ってくれと言われ、私はしぶしぶついて行った時に、最近お互いの仕事が忙しくて疎遠になりつつあるあいつに、「こんなの着たら、どう思ってくれるだろうか?」そんなことを考えて、普段使いは出来なさそうなパンストと、派手目な下着のセットを買ったのだった。


仕事が早めに終わって、することがない手持無沙汰な夜、寂しさと侘しさと好奇心が手伝って、シャワーを浴びた後で私は買ってきた下着を着け、パンティストッキングを履いて、姿見の鏡の前に立った

恥ずかしいな。なんか、私じゃないみたいだ」

そう思いながらも、私のどきどきは止まらないし、あいつに見てほしい、愛でて褒めてほしいとの欲求も高まってくる

私は勢いでベッドの上でポーズをとって、自撮りの写メをあいつに送った

上下の下着が入った写真が一枚、そしてパンスト中心の写真が一枚だ。添えた言葉は

「こんなの買っちゃった」

☆☆


「それってさぁ、まぁ女の本能だと思うのよね」
洋子は、そう言いながらお弁当の卵焼きを口に入れる

「やっぱり女って、それもよ、私達ぐらいの熟れ頃の女は、異性を、そして異性との濃密な関係と時間を、分かりやすく言えばエッチして子どもを作ることを本能として求めているのよ」

「それなのに、こんないい女と暮らしながら、なおざりセックスしかせん旦那とか、仕事にかまけて相手にしてくれない彼氏とかに対しては、「ねぇ、私をもっと見て!」、「ねぇ、もっと私を愛して!」
そう言いたくなるし、行動に出してしまうのが女だと思うのよ」

「そんなもんかなぁ」
「そうよ。普段しないようなエッチな写真を送り付けるような行動を真理子がしたのも、そうだと思うの」
「一言で言えば、着飾って男を誘う女の本能、美しいものを纏いそして人に愛でて欲しい女として認められて欲しいという女の本能よね」

「自分でもちょっと驚いているのよね、あんな写真を送ったこと」
「で、そのあと彼氏からは反応あったの?」

「うん、実はね・・・。今日、私のアパートに来ることになっているの」
「本当? うふふ。早速、甘くて美味しそうな花に惹きつけられたミツバチがやってくるか。楽しみだね」
「うん。最近、会っていなかったから・・・」


そう言いながら私は今晩、どんな風にして彼を迎えようかと考えていた。
 
夕食の準備はどうする? 
そしてやっぱり履くのはあの下着ストッキングだよね

私は楽しみでもあり、彼の前で挑発的な下着ストッキングを履いている自分を想像して恥ずかしくなってしまった・・・


☆☆☆


ドアチャイムがなって、あいつが私のアパートに来た

「お久しぶりね。来てくれてありがとう。夕食にパスタサラダ作っているけど、食べる?」

そういう私にあいつはいきなり抱きしめて耳元でこう囁いてきた
真理子に会いたくて、えっちなことしたくて、だけど仕事でなかなか時間が作れん時に、あの写真見たらもう溜まらなくなった。真理子が今すぐに欲しい。ええやろ?」

私は恥ずかしげにうなづくと、彼と寝室のベッドに向かった



部屋は薄めの照明にして、立ったままでキスをしながら、身体を弄りながら服を脱がしあう

そして私は下着パンティストッキングだけの姿に、彼はパンツだけの姿になった


「やっぱりあの下着を履いてくれとるんやね。残業中にあれ見たけど、めっちゃくちゃそそられて、瞬時に俺のものが元気になったわ」

「本当? 恥ずかしかったけど、かつみさん、最近私のこと相手にしてくれないから寂しくて・・」



私はベッドの上に仰向けにされて、少し足を開かされた
かれは私の足全体を優しくパンティストッキングの上から撫でながら、舌も這わせてくる


「なぁ、破きながら愛撫してもええか? そんなの夢やってん」

「うん、いいよ。たくさん、私を愛してね」


寝室に控えめなストッキングを破く音がして、露わになった私の肌に彼の舌が直接触れてくる


私は思わず小さな吐息のような声を出してしまう



だんだんと破く箇所が増え、破く場所も大きくなり、私の肌は彼の舌で愛され満たされて刻印を押されていく


「なんか、美味しそうな匂いが真理子のあそこからしてきたよ。えっちやなぁ真理子は。後であそこは、たっぷり弄って舐めてあげるからな」

そう言いながらかれは人差し指下着の上から優しく割れ目をなぞっていく



あぁぁ・・・

気持ちいい・・・

蕩けていきそう・・・





私は痺れるような感覚を、女の時にしか味わえない悦びを味わっていた



「そうだ、私はやっぱり女なんだ」

「この悦びは好きな男性に抱かれる時にしか得られないんだ」



そう思いながら私は彼の愛撫に身を任せて、女として生きる悦びを味わっていた

(Fin)

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