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「果てたあと」

2024年09月11日 06:22

「果てたあと」

はぁはぁはぁ
彼がわたしの中で果てたあと
私が絶頂を迎え
私の中で彼のものが脈打ちながら
私の中に彼のものを与えられ
私自身がそれをその全てを受け入れた後
私は遠のく意識の中で
ただ自分の呼吸の乱れを
すこしづつだけど収まりつつある息を
感じていたのだった

いつも彼はそんな時
ぎゅっと私を抱きしめていてくれる

私が世界で一番大事だよと
そう思いながら私を包み込んでいてくれる


息もだいぶ収まり
意識も少しはっきりと感じ始めた時
彼は私の中から彼のものを抜き取り
ティッシュで軽く拭いた後で
両手で私の太ももと腰を抱えて
彼の顔を私の秘所に顔も埋めてきた

私のまだビクビクと悦楽の余韻を貪る
私自自身の女のその場所に

「あんっ、だめだよっ」
「何がダメなん?」
「だってまだ・・
 少しヒクついてる感じがあって恥ずかしいよ」



そう
身体中をいつも愛撫され
今日も愛されたとは言え
雄のものを迎え入れた後の
生々しさが残る女のその場所は
彼とは言え少し抵抗があった

「ええやんか」

彼はそう言いながら私の大事な場所を
外側から舐め始めた


「こんなに沢山おいしいお汁出して
 こんなに感じてくれたのに
 男として綺麗にしてあげんと
 もったいない
 愛おしいこの場所を
 もっと舐めて可愛がりたいやんか」


彼の舌は言葉通り
割れ目の中のお汁を掬うように音を立てて舐め
始めた

まだ余韻が醒め切っていない私の粘膜は
彼の舌の刺激に敏感で
またはしたなくも感じて反応してしまう

「あっ、そこはダメっ」
「またイッちゃうよ!」

「ええやんか」
「何度イッても俺が受け入れてあげるからな」

彼の言葉通り
私をもっと感じさせるように
彼の舌は私の子を宿す場所へと導く
その入り口を執拗に舐めて刺激を強める


私は彼の頭を手で抑えるようにして
足で彼の身体を挟みこんで
身体全体で彼を受け入れてしまっていた


あぁ
なんて私は淫らなおんななんだろ

そう思いながらも
一度覚えた女の悦楽は
まるで底なし沼のようだ


私はその深い沼に彼と一緒に
沈み込んでいった


そう
それは幸せな日曜の午後だったんだ

(Fin)

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