仲良く不倫-9／妻達

ホテルの駐車場まで来ても、良子は車から出られなかった
結婚して１８年が経った今日まで、一度も不倫などしていない
願望は当然あっても、勇気も行動力も無かった

周りからは大人しく、貞淑な妻と誰からも思われている
また事実そうだった
近所のママ友たちとの会話でも、良子は聞き役専門だった


「うちなんか盆暮れだけ」
「もう３年も無い」
「月に一度あればいい方」
「良子さんはどれ位？」

あから様にセックスの回数などの話をする妻達
到底正直に答えられず、曖昧に答えて居た



「あー、 駄目・・・どうしよう」
右手を胸に持って来た男は揉み出していた
「昨日の続きをしましょう」
「でも・・・」
「お互いに黙っていれば、絶対に分らないから」
良子は左手を掴まれ、前に宛がわれると握ってしまう

「もうこんなになってる」
「良子さんに入りたくて・・・早く入れたい」
「あー、どうしたらいいの」
「二人で秘密を作ってしまいましょう・・・さあ」


まだシートでぐずっている女を、男は強引に車から出し腰を抱いてホテルに入った
適当にキーを取ると３階の部屋に入り、ドアを閉めると同時に抱き締められる
口を付けられると、良子は舌を絡ませてしまった
服を脱がされ、あっという間に二人とも裸
ベッドに倒れ込み、大きな乳房を男が両手で揉み出した

「あーいぃー、気持ちいい・・・感じるー、どうしよう」
今までの良子から聞いた事も無い厭らしい声
「もう、濡れているよ」
「朝起きてから、ずっと貴方の事を考えていたから」
「厭らしい淫らな奥さんだ」

「貴方が悪いのよ」
「私の所為？」
「そう、貴方の所為」


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