- 名前
- 京介
- 性別
- ♂
- 年齢
- 71歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 30歳未満、未婚、ログ更新の無い方のメールお断ります。 犬猫が大好きで、勿論女性はそ...
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夢を抱いて-98/俺が悪い
2010年05月21日 11:35
「毎日こうしてお風呂にも一緒」
「毎日洗って貰えるなー」
男は後ろ向きに女を抱きかかえ、胸に手を置き揉んでいる
女は後ろに回した手で、また大きくしているペニスを掴んでいた
「もう7年が過ぎた」
「早かったなー」
「そう?私には長かった」
「死ぬまで一緒に暮らそうな」
「はい」
「俺の子供を産んでくれるか?」
「・・・・・今日からピル止める」
女が身体を前に向け、勃起を掴むとゆっくりと入れて行った
こんな小さなアパート、バスルームの女の声は、表の通路まで漏れていた
「朝もちゃんと早く起きて、ご飯の用意をするのよ」
「分かってる」
「夕食もよ」
「ええ」
ひよりが夕方学校から家に帰って来ると、テーブルに置かれた母の手紙を見た
「家を出た?母さんが?」
訳が分からず、まず母に電話したが通話中で出なかった
次に姉に掛けた
ひなたは直ぐに理解出来た・・・・・きっと、見たんだ
天井を見ながら父が終わるのをじっと待っていた時、姿は見なかったが何度か母の視線を感じた時があった
だから家を出たんだ
坂下のお兄ちゃん・・・・・雄太の顔が過ぎる
彼の所に行ったんだろうか?
「やるなー、母さんも」
ひなたはそう考えてホッとした
ひなたとひよりの父である根上誠司は、ここずっと落ち込んで居た
いつ、ひよりとの事を見られてしまったんだろう?
離婚届が送られて来た日から10日経った日、誠司はやっと決心してハンコを押し返送した
前橋の局留めになっているその宛名からは、住所が解らない
実家には直ぐに行ってみたが、両親も兄弟も知ら無そうだった
「前橋に居るのか?」
そう考えたが、復縁は無理なのが分かっていて、探すのは止めにした
「俺が悪い」
そう考える事にした
それに貯金がかなり有るので、送金先をメールで知らせし欲しいとのメモも一緒に入れた
「縁が切れた」
そう考えもした
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