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俺の24時間7

2008年03月02日 21:56

 レイラは俺と距離を置き、むにゅと行動をともにすることが多くなった。しかし、むにゅは頭はいいが武術が拙かった。毎日訓練していたが、集中できないようだった。彼女は真剣そのものだったが最後には涙して訴えた。
「だめなのよ。貴方のことが・・あなたに触れられると、集中できないの。」
 俺は訓練をレイラに委ねることにした。

レイラ頼む。武術で君の右に出るものはいない。オブザーバーとして俺がみる。」
「相手はできるわ。蟷螂拳なら教えられるけど、あなたの武術は教えられないわ。」
蟷螂拳で相手をしてくれればいい。おれが彼女に御殿手を教える。」

 MUNYUはレイラを相手に組むことになった。
 レイラはMUNYUにとって恋敵である。MUNYUの嫉妬心に火がついた。
「よし。ただし。相手を傷つけてはいけない。お互いにな。」
 レイラの技量はMUNYUよりはるかに上だ。だからこそ、傷つけずにかわすことができる。

 MUNYUは悔しい。思わず力が入る。
「MUNYU。相手を倒そうと思うな。最初は型どおり何度も繰り返せ。身体を作り、動きをつくれ。」

 夜になるとレイラは別の住処に消えた。

 MUNYUと俺は同じホテルで寝起きをともにした。MUNYUは初めて俺と交わったとき、泣いた。

 イラ*での拷問から開放された喜びと、初めて俺と交わった喜びで有頂天になった。彼女はどれほど俺を思ったかを語った。

 レイラ小さなアパートに住み始めた。夜中になると身体がうずく。俺がMUNYUとしていることが気になり、自分の下半身に手が伸びた。ホテルで一日中抱き合ったことが思い出された。
 

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