- 名前
- コアラ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 56歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 悔いないように。楽しいひと時を過ごそう。生きていてよかったと思えるような瞬間を増やそう。
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俺の24時間17
2008年03月22日 19:47
それでもレオノーラはかたくなにスタッフの居場所だけは教えない。
アミがいう。
「わかったわ。貴方の心を読めばすべてわかるのよ。」
レオノーラは残虐な思念で心を満たし、アミが心を見えないようにしようとした。
アミは眉間に皺を寄せながら、零れ落ちるレオノーラの記憶を読み始めた。
それを手元のメモに書き込んでいった。
日本****、中国****、アフリカ***、イラン***、イラク****、イギリス***、フランス**、
レオノーラは再び暴れようとしたが、半ばまで記録されるとあきらめてしまったようにぐったりとした。
「コアラさん。」といって、アミはそのメモをコアラに渡した。メモは二重になっていた。本ものと偽者だ。だがカレンには一枚にしか見えなかった。
俺はその真意をすぐに悟った。
情報を渡せばテロリストはCIAに皆殺しにされる。しかしアミは俺がそういうことをしないと読んでいた。だがカレンは男にはだらしないが組織には忠実でJCIAからCIAに情報を流してしまうタイプの人間だった。むろん俺を裏切ることもなんともおもっていない。
アミは心を読んで俺だけに真の情報をわたし、カレンに偽情報を与えるよう示唆にしたのだ。
俺はカレンに偽情報のメモをわたし、日本に先に帰らせた。情報と交換に、レオノーラの身柄を一時日本で確保することをCIAに承諾させた。
偽情報はテロリストではないが殺人を何度も犯したような危険人物が記載してあった。アミの下準備に舌をまいた。
本当の情報を俺は記憶し、アミとともにヤタガラスに乗り込んだ。レオノーラを連れて。レオノーラは仲間を売ったことを恥じ、何度も舌をかもうとした。それで口のタオルはどうしてもはずすことはできなかった。
ヤタガラスはそのまま日本に向かった。
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