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俺の24時間8

2008年03月09日 01:18

 俺に休日はない。日本は絶えず脅威にさらされている。第二次世界大戦。俺から言わせれば大東亜戦争がなぜ負けてしまったのか。東条の無策だけに責任転嫁するわけには行かない。すでに国内の世論が戦争に傾いていたのだ。今だから軍部のせいにしているが、あの新聞でさえ、戦争に反対しなかったのだ。良識派は少なかった。
 自然にそうなったのか。NOだ。日本は明治維新から舵取りを間違えていた。維新の功労者である西郷征韓論で在野にもどったというのが通説だ。しかし事はそんなに簡単なことではい。彼は韓国を征服しようとしていたのではない。韓国と手を携え、植民地化政策をとっていたロシア欧米列強を退かせるつもりだったのだ。

 なぜ日本がそのような使命感にもえるのか。日本単独で抵抗することが困難であるということのほかに、アジアが日本の生命線だったからだ。アジアをとられれば日本は資源をうる事ができない。多くの餓死者をだしてしまう。日本は包囲され、東南アジアに強引に資源を求めに行った。そのため反感を買っている。

 だがなぜそれほどまでに英米と対立したのか。

 日本の中にはドイツではなく英米と手を組めという一波もあった。現実的な判断である。昭和天皇もその意見に傾いておられたように思う。日本をドイツと結び誤った方向に導いたとして松岡洋石を昭和天皇は思われてはいない。

 日本は戦後英米と手を組み、ソ連の進行を食い止めた。危なかった。日本を分割統治する案もあったのだ。しかしマッカーサーがそれを許さなかった。

 日本はアジアの拠点として最重要の位置にあるのだ。アメリカ防波堤になる。

 かくして日本はアメリカの僕として、憲法までつくってもらい、それを戦後何十年もありがたくいただき、永遠にアメリカの追従者としての使命を担うことになってしまった。

 だがわれわれの一族は戦後極秘に指令をうけ、日本再興の任務を与えられた。かつてのような軍国主義を復活させるためではない。仁義を重んずるまともな国を再興するためである。

 その戦略としては、こちらがアメリカ内部の文化を変えるしかない。逆輸入の形で日本を変えるしかないということになった。

 われわれは何人かの有力者を通じて、日本の文化を映画やアニメを通じて広め始めた。

 有名な日本びいきの俳優も居る。

 俺はムニュにアニメ声優の仕事を紹介した。
 ムニュははじめはことわっていたが、ひょうっとしたらアメリカに行けるかもしれないの一言できめた。

 

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