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旧ビルマでジャーナリストが撃たれた翌日お稲荷さんを包む

2007年09月29日 13:53

写真付きブログはこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/50395645.html



息子パーティーの準備をしていてその合間にテレビニュースで私より少し若い日本人フリージャーナリストが旧ビルマ反政府デモを鎮圧に出た軍の兵隊に至近距離から撃たれた映像を見た。 その瞬間を近くのビルの屋上から捉えていたものがいて再三スローモーションで写された映像はゆっくりカメラを上にもち倒れていく姿を見せていた。 即死だったということだ。 

フリージャーナリスト宿命であるものの、世界の紛争地域で生き延び、本人はまさかここで一瞬のうちに落命するとは思っていなかっただろう。 痛みも何も感じる暇のない絶命だ。 

そもそもこの国の20年来の軍事政権の背景にはここでも中国利権を独り占めし、一部特権階級軍事政権軍属、政府高官のみに利益を絞込み注入、自国の権益のために独裁政権を庇護する歴史が続いており、僧侶を中心にした民衆の抗議行動に世界中が憂慮し政府の態度に非難の声が上がっているものの中国を後ろにもつ政府の態度はプレス排除、インターネットのライン接続を切断する、近年東欧諸国の政変時に見られた現象であり、国連の議場で拒否権を持ち各国も無視できない大国中国を頼んだ動きである。 そして誰がこの中国の熊猫に鈴をつけられるのだろうか。 米国は自国のことで手一杯でも軍政に反対し民主主義の危機だというなコメントお茶を濁しわざわざ中国を牽制する行動には出まい。 それで、日本はというと、、、、、この件に関して日本人犠牲者がでていてリップサービス程度の要望はするものの実のある結果に期待はもてないだろう。

もう30年ほど前のことだ。 オランダに来るために此方の雇用主からヴィザが送られてくるのを待ってほぼ一年半ほどぶらぶらしていた。 その折、70年代初めのオイルショック後市が埋め立て企業誘致の出来なかった広い土地の中にある港に着く貨物船をジョギング、壁打ちテニスのあと眺めていて、だだっ広い埋立地アジア人が駅に向かって歩いているところに行き当たった。 英語で話しかけると稚拙な反応があってフィリピン人ビルマ人などの船員が何日か積荷の小麦を降ろす間無聊を持て余しているのだという。 どこか名所旧蹟を回りたいのだがどこへどのように行けばいいのか分からない、という。 そのための資料も何もないからそれではとそのうちの言葉の一番できるものを車で我が家に連れて行き食事を一緒に摂りながら地図写真などを示して奈良観光が出来るように説明して再度船に戻した。

数日して電話が入り奈良観光が出来たことの礼を言われ、船の夕食に招かれた。 そこで何人かの船員と質素な食事を振舞われそのあとビルマ人船員の家族の写真を見せられ家族の現在兄弟の夢などを語るのを聞いた。 何ヶ月も洋上で暮らす船員達は細かく書かれた丸く端正なビルマ文字の手紙を大事にしているのが印象的だった。

その後、何度か手紙のやり取りをしたがそのうちどちらからか消息が途切れ、彼はそのとき語った夢のとおり船員として蓄えた資力で母国にうちを建て結婚し家庭を築いたのかどうか。 もしそういう経過をたどっていたのなら今頃は孫を抱いていても不思議ではない。 今の事態をどのように受け止めているのだろうか。 

そんなことを考えながら先ずお稲荷さんを50ほど包んだ。 太巻き、河童巻きほぼ10本づつ材料のあまりものを口に入れワインを飲みながら済ませた。 明日は朝から魚屋に走り握りの材料を調達し寿司飯を一升弱炊いて握らなければならない。 

昨日、卸問屋に出かけビール小瓶各種総250本、ワイン赤6本、白6本、ロゼ3本、ソフトドリンクス各種計20kg弱、各種つまみ2.5kg、チーズ5kg、ソーセージ5kg、一口ものの各種揚げ物5kgを車一杯にして買い込み、これで明日50人を夕方7時半から12時まで接待することになるのだが気になっていた天気予報では何とか天気はもちそうだと聞き、少し安心した。 もし雨になれば庭にパーティーテントを二つ張っているものの居間に30人も収容できるものではないから面倒だ。 若者たちは裏庭で息子の友人のDJで音楽に合わせて踊ったり飲んだり喋ったり、中年以上は居間で各自飲み物食い物を手に歓談、ということになる。

この前このようなパーティーを開いたのはいつのことだったのだろうか。 3年ほど前か、そのときは夜中でもまだ生暖かかったから5月の末頃だったのかもしれない。 明日はそれに比べて夜間、外では15度位にはなるから若い者達はしっかりビールで温まりそれ以上に若い男女交えてそのエネルギーだけでも寒さは感じないに違いないから外に放り出しておけばいい。 

気候のいい6月の終わりごろの予定だったのが息子の病気で3ヶ月延びたのが明日というわけなのだが、やはりこういうものは夏に限る。 

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