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鰊とパンの季節だ

2007年09月21日 09:51

オランダでは鰊は初夏に始まり一年中魚屋で買える訳だがその時期、保存状態、魚屋の扱いで味に優劣がつく。 今年も去年と同様、質が良いようだ。 それはこの何年か北海の取りすぎた鰊がこのままでは絶滅の恐れのあることから各国で示し合わせて規制しておりそれが功を奏したか戻りつつあるので去年あたりから規制を緩めた結果、それを食卓でも味としてみることができるようだ。

このところ毎週木曜の昼食は目の前で捌かれた鰊を玉葱の微塵切りに絡ませて頭の上に摘み上げ下から徐々に何度か齧り付いて尻尾だけ残るまで立ち食いをしている。 勿論それにはジンがいいのだが昼間からそういう強い酒を飲むほどまだ楽隠居ではないのでビールでこれを胃に流し込むのだがそのうち白身魚の小さな揚げ物が数個出来上がってそれを強い大蒜調合のタルタルソースで平らげて昼食の終わりとなる。

この前に私の住む町と鰊の縁の話を書いたのはほぼ1年前だったろうか。

市民への贈り物;
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/40333608.html

今日は生鰊の匂いがプンプンだ
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/40781123.html

毎週の重い買い物をした後、うちに戻り町に出てキオスクジャズ雑誌を買い、仕事場に寄りコンピューターの具合を調べそのあと去年と同じところで同じ事をした。 それは10月3日の祭りに欠かせない鰊とパンを予約すべく、古くは江戸時代に日本からもたらされた商品が取引されたかも知れない旧公式計量所の建物に出向くことで、これで季節がまた一順したと感じることだ。 もう20回近くなる。

来週は息子が病気から回復し日延べになっていた卒業、入学パーティーがあり、そこに来る50人近い来客のスナックとして色々なつまみに交えて寿司を何種類か用意するのだが、酢で締めた鰊の握りずしは飛ぶように皆の口に消えるのは間違いない。 それにはビールなのか日本酒酒なのか客の嗜好を観察するのも楽しみだ。

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