- 名前
- ヴォーゲル
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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夜汽車が混んでいて驚いた
2007年09月15日 19:07
ほぼ二ヶ月ぶりにアムステルダムに出かけ日本から来たバンドの演奏を聞いて終了後出演者たちと話をしてからゆっくりと会場から中央駅入り口に戻れば最終列車に2分しかない。 とても2分じゃ全速力で走っても11番線までたどり着けない事を悟って仕方なく駅の外に出た。
午後に少し降った雨も止んで12時40分の空は月は見えないものの所々に星も覗く晴れ間の多い秋空だった。 駅周辺は金曜の夜ということもあって若者が多い。 腹が減ったので駅前にあるホットドッグの屋台でザワークラウト入りを頼みそのあと勝手に芥子やケッチャップを搾り出し、屋台ではアルコール販売の許可が出ていないのか仕方なくミネラルウオーターを買い、まだ1時間ほどある1時42分発の夜汽車がでるプラットホームにのそのそホットドッグを頬張りながら歩いていった。
ホットドッグは10分もかからず平らげて広々とした構内で暇をつぶすべく駅で拾ってきたフリーペーパーを読んだりネットで探して先週手元に届いた80年代に日本で好評を博したオランダ人女性ヴォーカリストの伝記を読み始めた。 さすが夏を越しただけあって夜中の構内はシャツ一枚ですごす私には少々涼しすぎるようだった。 1時間に一本の最初の夜汽車を待つ人が結構多く発車10分前ほどにホームに入ってきた列車から降りる人は多かったもののまだかなりの数が中に残っており結局出発するときには長い車両はほぼ満員となり普通の寂しい夜汽車の雰囲気はまるでない。
本の続きを読んで30分ほどの時間をつぶしたのだが隣のポックスにいる中年男はまだかなりアルコールが残っているのか前に座った女性に話しかけて彼らが住む街の様子を話している。 男はかなりしつこく女性の住所を詮索しており女性の方は曖昧にごまかそうとするのだが男はなかなかあきらめない。 そういう話が耳に入ってくるのに嫌気がさしたのかそのうち男の隣に座っていた若い男が立ってどこかに去っていった。 そのうち男は斜め前に座った大きなスーツケースを横に置いた女性のほうに注意を向け話しかけるがこの女性はオランダ語がわからない。 ポーランド人なのだとその女性は言い皆黙った。
2時を半分ほどまわって自分の駅についてみると長い車両からぞろぞろと人が降りてきた。 今日は一体なにがあったのだろうか。 夜中にこんな大量の乗降客があるのは珍しい。
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