- 名前
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- 年齢
- 74歳
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- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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シュニッツエルにアスパラガス
2007年04月29日 10:07
土曜の暑い昼に肉屋に向かうときは晩飯を何にするかはまったく思いもつかなかったのだがこんな暑い日にはこってりしたものは合わないし子供たちには揚げ物がいいだろうと、本場ではべとべととバターで揚げるように焼くヴィエナ・シュニッツェルを植物性の油でからっと揚げれば悪くない。 それに絞ったレモンをかければ特別にソースなど要らない。 もしいるならタルタルソースをつければいい。
肉はそれで決まったもののあとはさて、何にするかとマーケットに向かい、にぎやかな魚屋で鱈の半身の揚げ物を買い近所のカフェに入りそこで冷えたビールをカウンターのポンプからジョッキに入れたもので昼飯にして、腹ごしらえをしてから毎週のCD屋巡りで気に入りのジャズ・トランペッターと日本人文化勲章をもう何年も前に受章したサックス奏者の今から30年以上も前に吹き込んだLPをCDにしたものを見つけてそれを聞きながらカンバス製の買い物袋にいろいろと八百屋が沢山並んだマーケットの店先から目ぼしいものを放り込み始めた。
この時期には少し早いようなアスパラガスが並んでいた。 それで季節の野菜は決まった。 毎年、2回か3回1キロほど夫婦二人だけに買って時間をかけ外側の皮を削ぎ茹でて、固ゆで卵数個を刻みフォークでつぶしそれにレモン汁、マヨネーズ、細かく刻んだ葱を加えたタルタルソースで喰うのだが、それに茹でたジャガイモでは少々腹にこたえるので白米にすればいいだろうとイタリアから来たサムライ・ライスを炊くことにした。
さらに歩いて色々と積まれた野菜の中に目に付くものがあった。 先週だったかさやえんどうの薄いものを茹でてそれにバターを溶かしたもので春の新鮮な緑のサヤを味わったのだが今日はそれがかなり丸みが増して大きくなっているものが安く山積みになっていたのでこれはバターで炒めればいい香りが出ていいだろうと500gだと八百屋に言えば250円ほどでしかなかった。
さて、サラダも普通の若い芽を摘んだレタス各種では能がないので暑い日の終わりには甘酢に細かく刻んだ生玉葱を絡めたトマトがいいだろうとそれで済ませることにした。 これで好き嫌いのある子供たちにも好評なメニューとなったのだが庭で小1時間ほどかけて各自ビールや冷えたワインで夕食としたのだがデザートはタルタルソース、トマトのサラダと同様に冷蔵庫で冷やしてあったスイカの小さい切り身を5,6個づつにしたのだった。
このあと土曜の晩はそれぞれ散らばり、子供たちは男、女友達のところに走り、我々夫婦はシシリアから子供づれで遊びに来た姪夫婦に久しぶりに会いにまだ明るい高速を義姉夫婦のところに走ったのだったが途中広い牧場のあちこちに牧草のあいだで野うさぎが日向ぼっこをしているのが見えた。 夏の混じった春なのだ。
その写真は
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/folder/39635.html
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