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イースターの日のパーティー

2007年04月10日 11:32

イースターの日のパーティー

日曜日はイースターに当たるので大概この日に親兄弟、その子供たちに親の孫たちを呼んで合同誕生日を祝う。我々家族4人の誕生日は月がまちまちで他の家族のように一人づつ年に4回も開くのはかなわないのでこの10年ほどこのように簡素にしている。 家族が大きくなれば例えば、我々夫婦、子供、その連れ合い、その子供、もしその子供たちに子供が出来れば、我々の孫、と限りなく誕生日パーティーを毎年開かねばならず、それでなくても知り合いのパーティーもあるのでかなり週末の夜などがつぶれることとなる。

日本では田舎の親戚が多ければそれぞれ法事や何やかやで付き合いが多くなるが習慣の違うオランダのこと、法事の習慣がなくてもこの誕生日パーティーが馬鹿にならない。 だからそれを簡素化するのにちょうどポカポカするこの頃、午後には裏庭で日向ぼっこがてらそれから夕方には居間で皆が飲んだり喰ったりできるよう半日遊ぶ。

80歳を越す義父の調子が余りよくないので心配したのだがこの陽気に誘われたのかこの半年乗ってなかった新車で夫婦が出かけて来れたのが幸いだった。 この間の義弟の誕生日の折には義姉の車に義母一人を乗せて出かけたからそれでもう義父も車に乗ることはないのだろうかといぶかっていたところなのだが今日来たところでまあちょっと一安心というところでもあった。 あの歳になると毎年医師の検診の結果如何で運転免許が更新されるかどうか決められることになっているのだそうだ。

義兄弟姉妹たちは来たもののその子供たち孫たちは今回はかなり抜けて20人弱と少々寂しいものになったけれど姪たちに子供が出来ることになれば来年にはまた何人か増えることになるのでそのときには30人近くになるのではないかと推測する。 何れにせよ作りすぎた寿司を我々家族で後でえっちらおっちら食べることになったのだが初めからわかっていればまだ新しい寿司は隣近所に配れたもののパーティーのあと帰る家族に弁当の土産にして持たせ残ったものは日を置いてはちょっと上げられないから結局少し残ったものは捨ててしまった。

パーティーでは大抵他愛のない話に終始するのだが、その中で何年か前に美術学校で版画、プリントを修めた姪が日本の東京近郊の市で募集している、芸術家を招聘して何ヶ月か住ませて芸術を通じて国際交流を図るプロジェクトに応募するらしい。 果たして採用されるかどうか。 もし行くことになったときにはそのお祝いに日本語の即席授業をプレゼントすると約束した。 その姪は父親のイタリア語母親オランダ語バイリンガル、それに普通に英語ドイツ語フランス語に前のボーイフレンドアラブ語まで出来るからそれに日本語となると余り難しくなさそうだからその日がくるのが楽しみだ。

何れにせよさきほど再放送で見た日曜昼の政治座談会で、緑の党から国会議員になった若い女性母親日本人、父親がオランダ人のバイリンガルだからその日本の法律が許せば日本人オランダ国会議員という、オランダとの強い絆が出来ていたのに二重国籍を許さない現行法では残念なことだ。娘はあと何年か両方の国籍をもっているものの息子のほうは今年の更新が日本国籍を保つ最後の回となる見通しだ。

私の義兄弟姉妹の中で孫を持たないのは我々夫婦のみとなった。

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