納豆バブルはじける？

テレビの影響って大きいんですね。「あるある大事典」で納豆がダイエットに効く、という放送があってから、世の中から納豆が消えました。
近所のスーパーでも珍しく売ってると思ったら値段が倍近くなっててふざけるな、って感じでした。
私は「あるある大事典」は見てませんでしたが「これでもけっこう納豆は食べてる方だけど、そんなの1週間食べるだけでやせるとは思えんなぁ」と思ってたのですが、それは結果的には本当だったようです。
中性脂肪云々は多少影響があるかもしれない、と思ってました。

繋がりにくいですが、関西テレビのページで謝罪内容をみると、一言で言えば「全部でたらめでした、ごめんなさい」というものです。
個人的には、こんなのショーなんですから、どうでもいいと思うんですけどね。「やらせ」なんて昔からある話です。
ブラシーボ（偽薬）効果、なんてのも知られているように、中には「やせると信じて食べて本当にやせた」なんて人もいるかもしれませんし。

結果的にはこれで得をしたのは納豆業界でしょうが、この発表で納豆バブルもはじけて、これからは普通の値段で納豆が買えるようになるじゃないか、と思うと少し安心です。

ミステリーマニアとしては、納豆業界があるある大事典のプロデューサーを抱き込んだ、という妄想がわきますが、どんなもんでしょう。

どうでもいいですが、昔どこかの番組で 8 に　一　を加えて 1 にしろ、というのがあって、答が8の真ん中に一を通して 0/0 にする、というものがあって、大笑いしたことがあります。
0/0 は１じゃありませんから。嫌いな人は多いでしょうが、数学の時間に0 で割っちゃいけません、と教わったと思います。なので、0/0は1じゃないんです（0・x=0 の解だから不定です）。
でも、こんなことは、どこのマスコミも取り上げませんでしたし、番組の謝罪もありませんでした。どうでもいいことなんでしょう。
入試のミスにしても、歴史や国語のようなものばかり取り上げられ、数学のミスというのは滅多にとりあげられません。
理由は簡単で、それが間違いであることがわからないか、わかったとしても説明が面倒だからです。

要するに「わかりやすいもの」だけをマスコミはとりあげるわけです（不二家もそうですね）。
昔「一億総白痴化」とか言われたそうですが、テレビを見る側もどこまで本当か、あおられてはいないか、自分達で考える必要があるようです。

なお、スポーツ中継なら大丈夫、なんて思っている皆さん、最近の技術は進歩しているんです。
例えば、サッカーやラグビーの試合でピッチに「架空の広告」を写すこともできます。ちゃんと広告の上をプレーヤーが走ります。
アメリカンフットボールの中継では、今や、ファーストダウン更新を示す架空のラインがテレビの画面上では黄色い線として映し出されます。
また、野球でも技術的には、無地のフェンスに架空の広告を映すこともできます。
クロマキー、なんて技術はむかしからあります。
ここまで来ると、テレビの映像ですらどこまで信じていいのか、わからなくなります。

そういうわけで、私なんて、テレビはプロレスと同じくらいの娯楽、と思って見ています。
それでも、NHKのニュースで言ってることは多分本当だろう、とか、バラエティ番組で言っていることは話半分、くらいは考えてます。
大体、新聞に関するジョーク「自分の知らないことはよく書けている。自分の知っていることはでたらめだ」というのがマスコミに対する認識として、意外と正しいのではないでしょうか。

あら、今日は酒入ってないのに、また大風呂敷を広げてしまいました☆

千葉市で初雪、とか言ってますが、私の家も千葉市にありますが、気づきませんでした。ただ、日曜の夜から月曜の朝が雪かも、とかいうのでちょっと嫌かも。
首都圏ほど雪に弱いところはないですからねぇ。とはいえ、この天気予報もテレビの言ってることだから、どうなりますか。

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トリビア：中国語で「マイクロソフト」は「微軟」となります。ソニーやカシオは音を当てはめますが、マイクロソフトは長いので意味の方を訳したのでしょう。
日本人には、音訳より意訳の方が分かりやすいです。

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今日の画像は特に意味はないですが、サンノゼのアドビ本社です。サンフランシスコに出張に行ったとき、半日自由になったので、サンノゼに行ってきたのでした。
マイクロソフト全盛の中でアドビはよくやってますよね。