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スヌーカー
2007年01月15日 00:11
ビリヤードの一種でスヌーカーというのがあるのですが、ご存知でしょうか?
日本でビリヤードといえば「ハスラー」で有名なナインボールになりますが、それ以外にもあります。
私はよく知りませんが、ヨーロッパではエイトボール(ビリヤードの球って15番まであるのはご存知ですか?三角のフレーム一杯に詰められるのです)の方が主流だそうです。
でも、テレビなんかで見るのは圧倒的にナインボールが主流で、アメリカ勢が強いです。ですが、フィリピンにも伝説的なプレーヤーがいます(ブスタマンテ、レイズ)。アジア大会には、スリークッションやナインボールが種目になっていたと思います。
スヌーカーというのは主にイギリスで人気のあるビリヤードですが、テーブルの大きさと球の数が違います。テーブルは大きく、球は小さいです。そして球には番号ではなく、色がついていて、しかも赤い球は15個もあります。
ルールは簡単で、赤球、赤以外の色の球という順番でポケットしていき、球がなくなるまでやります。赤球が1点、それ以外のは黄、緑、茶、青、桃、黒が1個ずつでそれぞれ2,3,4,5,6,7点になります。
え、赤の数より色つきの数が少ない?そうなんです。スヌーカーでは、赤球が残っている間は、カラーボール(赤以外の球)はポケットに入ると元の場所に戻されます。そして、赤球がなくなると、得点の低い順に球を入れていきます。この時はポケットしても復活しません(赤球がなくなった直後にポケットしたカラーボールだけ復活します)。
テーブルが広いので対角線はとても長く、しかも球は小さく、それに合わせてポケットも小さいので、素人さんでは赤球を入れるので一苦労です。
なお、最初は赤球15個が三角形の密集形、それ以外のカラーボールは決まった位置にあります。ナインボールと違って、最初のブレイクでガツンとやることはまずありません。なぜならそのブレイクで赤球が入ることはまずないからです。その上、赤球を散らばらせた状態で相手の番にすれば、どうぞ入れてください、ということになってしまうからです(もっとも、プロでも勝敗の決まった試合で「あわよくば入れ」ということでやることはあるようです)。
前置きが長いですが、スヌーカーでは、球が多く、テーブルが広いので、いわゆる「セイフティ」(難しい局面を相手に渡すこと)をかける場面が多く、赤球に区別がないので、入れる順番にいろいろなバリエーションがあるために、様々な戦略が考えられ、知的パズルのような面白さも加わります。それにキューの切れ具合(信じられない手球の転がり)の要素も加わって見ていると面白いです。
でも、やろうと思うととても難しく、そもそも日本全体でスヌーカーテーブルが数十台程度しかない、と聞いたことがあります。プールバーでスヌーカーテーブルを置いている所は見たことありません。
私もプレイはやったことないですが、テレビで見たことあって(大昔にNHK教育で、最近はj-sports で)楽しみになってます。
今はYouTube のおかげで、日本にいながらにして、スヌーカーの試合を見ることができてとても嬉しいです。ルールをしらないと意味不明だし、やってみないとどこがすごいのかわからない(j-sports は福田豊さんが解説してくれるのでわかりやすい)のですが、今の私は大分見慣れてきたので、プレイを見ているだけで素晴らしさがわかります。
そういうわけで、主にイギリスを中心にプレイヤーがいるわけですが、中にはすごいイケメンもいます。特に、ポール・ハンターはスヌーカー界のベッカムという感じのイケメンでした。でした、というのは、去年の10月ガンで亡くなったのです。私がそのことを知ったのは12月のj-sports の放送ででした。体調悪いとは聞いてましたが、ガンとはしりませんでした。28歳の誕生日を目前に奥さんと赤ん坊を残して亡くなったのです。びっくりしました。
どのくらいイケメンかは、http://web.huntersnooker.com/hunter/ をご覧下さい。
ハンターの他だと、オサリバンがかっこいいし強いかな。オサリバンの公式サイト(http://www.ronnieosullivan.biz/)でgallaries を見てみてください。でも彼ももう31ですか。
スヌーカーにはアジア系の選手でも数人世界レベルの人がいます。日本の福田豊さんは、ちょっと厳しいですが、中国系で2人(純粋の中国が一人; Ding、もう一人 Fu は香港出身でカナダが本拠かも)、タイ出身で James Watana という選手がいます(Fuはまずまずですが、残念ながら3人とも、イケメンというには?です)。そのため、タイの隣のカンボジアはシェムリアップにもスヌーカー場が複数あります。大英帝国の影響は意外と大きいものです。
きのう見ていたNFLの試合は、結局タッチダウンがないまま、成績下位のコルツがディフェンスでレーベンズを圧倒して勝ちました。ラグビーでもアメリカンフットボールでも(もちろんサッカーでも)いいキッカーのいるチームは心強いですね。
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トリビア:ビールを意味する言葉は似ているのがほとんどですが、スペイン語だけは「セルベッサ(cerveza)」と似ても似つかぬ名前です。
英語だと「ビア(beer)」、フランス語は「ビエール(biere)」、イタリア語も「ビッラ(birra)」、ドイツ語で「ビーア(bier)」、ついでに中国語だと「ビージュ(呷酒)」です。
カンボジア語は知りません;ビールの銘柄(アンコール、タイガー、チャン等)で注文するので。銘柄によって値段も違います☆
ドイツでも私が行ったミュンヘンでは「ヘレス」(ラガーに近いビール)や「デュンケルス」(黒ビールっぽいビール)と注文しましたし、ロンドンでも「ビター」やら「ギネス」やらで注文しました。
ビールの種類が多いところへ行くと、ビールという単語は使わないようになる不思議な現象が起こります。
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今日の画像は、スヌーカーに因んで、ロンドンのグリニッジの画像です。なんとなくイギリスっぽい感じがしませんか?
このデジログへのコメント
なるほど。ビリヤード大好きなんですが^^ スヌーカーはさっぱり解らなかったので、勉強になりましたw
そうかぁビリヤードってナインボールだけじゃないのネ!
はぢめて知りました☆
かおりんさん、コメどうも。
スヌーカーは、ナインボールのような派手さはないですが、奥が深いです☆
BBさん、コメどうも。
映画なんかだとナインボールが主流です。スヌーカーだとマニアックすぎでしょう。
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