スーパー・エッシャー展

エッシャー展に行ってきました。予定では朝10時にはBunkamura にいるはずで、場合によったら昼までいてもいい、と思ってたのですが、予定がずいぶん変わりました。
地下鉄の半蔵門線が事故で遅れてて、10時は渋谷駅でたところで迎え、ちょうど109が開店するところでした。
でも思ったよりチケット売り場は混んでいませんでした。意外とすんなり入れましたが、これから行こうという人はチケットを先に買っておいたほうがいいと思います。
10時に行くと、説明機器のところに人がたむろしていて、皆まじめに初めの部分から観はじめますので後の方の一番面白いところはまだ人がほとんどいません。なので、後の面白いところを先に見て、時間があれば、改めてガイドの所で機器を借りてみて回るといいのではないでしょうか。
最初の方は、適当に飛ばして平面・球面埋め尽くしのあたりから見るようにしたら、ほとんど他の人をみませんでした。CGを使った遊べる展示の部分も触っていられましたし、いわゆる遠近法を利用したいたずら的な絵の部分はゆっくり見られました。
後が終わったので、最初の方の部分を見ようと思ったら、結構人がいて、普通の版画だったので、流してしまいました。もちろん、一部、メモとか手紙とか下書きみたいなのは中々みられないので、ちょっと時間をかけても見ました。

そんなわけで、前半部分を流し、後半も解説抜きで回ったおかげで30分で見終わってしまいました。おかげで会社には11時ごろついて、めでたしめでたしです。
時間がある方は、後を眺めてから改めて解説機器を借りてゆっくり時間をかけて見るといいと思います。なんといっても面白いのは最後の方です。

見終わると、ミュージアムショップがあるわけですが、図録は2500円でした。他に、私がアメリカで買ったマスタープリント集も売っていましたが、3360円もします。因みに米ドルでは 18ドルくらいです。いつも思うのですが、どうして洋書の世界はこんなにレートが悪いんでしょうか？

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トリビア：カンボジア語には w の子音がありません(wの代わりには v を使います；ただし、母音記号が別にあるので語末には w に相当するものがあります）。フランス語やスペイン語も h を発音しませんから、フランスがカンボジアを植民地にした時はその言語の類似性に驚いたかもしれません。
そういうわけで、アンコールワットは現地語ではオンコーヴァットに近い音になります。