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成程話:魂を磨く

2013年01月18日 23:50

成程話:魂を磨く

醍醐千里氏の心に響く言葉より

この世でたった一人の大切な貴方

【魂の約束】

私達は生まれる時神様から魂を頂きました。
皆その魂を自分の真ん中においています。
魂は磨けば磨く程光ります。
漢字の練習を一生懸命しました。
魂は昨日より光ります。
電車でおじいさんに席を譲りました。
魂は昨日より光ります。
弟におやつをあげました。
魂は昨日より光ります。
今日は御免ねが言えました。
魂は昨日より光ります。
あの人に有難うが言えました。
魂は昨日より光ります。
努力をすることや誰かや何かに優しくすることは魂を磨きます。
けれど 、努力をすることや優しくすることだけではなく、楽しいこと、嬉しいことも魂を光らせることが分かりました。
友達と楽しく大笑い、魂は昨日より光ります。
誕生日プレゼント
魂は昨日より光ります。
楽しいことや嬉しいことも魂を磨くと知って、私は何だかホッとしました。
ある日、掃除をさぼって友達と遊びました。
友達と楽しく大笑い。けれどその日、自分の中の魂を見て驚きました。
あんなに楽しく笑った後だったのに、魂は光るどころか曇っているのです。
ある日、友達からネックレスを貰いました。
お店から盗ってきたネックレスだと言います。
ほしかった物なので、よく考えもせずにそれを受け取りました。
その夜、魂を見てみたらその日もまた魂は昨日より曇っていました。
ある日、一人が言いました。[ねぇ、あの子、気に入らないよね?]
あっという間にその子は一人ぼっちになりました。
私はその子を一人ぼっちにさせる側にいました。
その輪の中で私には急に仲間が増えました。
新しくできた仲間と共に、面白おかしく過ごしました。
そんな日々を送る中、私は久し振りに自分の中の魂を見てみました。
私の魂は真っ黒になっていました。
私は自分の魂の色を見て、とても恐ろしくなりました。
楽しいこと、嬉しいことの中にも魂を曇らせること、魂を濁らせることもあると分かりました。
楽しいこと、嬉しいことには2種類あると分かったので、これからは気をつけていかなければならないと思いました。
毎日魂を磨き、毎日魂の様子を見ているうちに私は不思議なことに気がつきました。
磨いたつもりのない日でも魂の輝きが増している時があるのです。
そういう日の一日を振り返ってみると、その日は綺麗な花を見たり、美しい夕焼けを見たり、そういう日だったことが分かってきました。
映画を見たり、本を読んだり、音楽を聴いたり。
そういうことでも魂を磨くことができるのです。
楽しいことや嬉しいこと、目にした景色や聞こえてくるメロディ、温かな言葉。
その日その日の何でもないことも私の魂を磨き続けてくれたのです。
できるだけ魂を光らせようと毎日を送っていましたが、ある日、私は少しだけ疲れてしまいました。
夢の中で私は神様に会いました。
夢の中で私は神様に聞いてみました。
神様、私はいつまで魂を磨けばいいのですか。
私の魂はいつ完璧に美しくなるのですか。
神様は言いました。
貴方貴方の最後のひと呼吸まで魂を磨き続けなさい。
皆その約束をして、地上に生まれているのですよ。
でも神様、磨き終わらないうちに最後のひと呼吸がきたらどうすればよいのですか。
心配しなくて大丈夫貴方の魂は最後のひと呼吸の時、必ず最高の光を放ちます。
神様、私にはその自信がないのです。
貴方は毎日魂を磨いています。
だから大丈夫。最後のひと呼吸の時、魂はそれまでで一番美しい姿を見せてくれます。
何も心配いりませんよ。貴方の魂は毎日、昨日より輝きを増しているのです。
時々、自分の魂を離れたところから見てごらんなさい。
貴方の魂が貴方の体を越えて、まわりに光を与えていることにも、気づくことができるでしょう。
このごろでは、貴方の魂の輝きで、道を明るくする人も増えてきました。
さぁ、戻って魂を磨いてきなさい。
毎日を楽しく嬉しく感謝の気持ちで送るのですよ。
そうすると貴方の魂はキラキラと光を強くしていきます。
貴方がここに来るのはまだまだずっとずっと先。
貴方の人生を、楽しんでいらっしゃい。
貴方がどんなに素晴らしい魂を持って、ここに帰ってくるか私はそれを楽しみにしています。
目が覚めた私は、それまで気づかなかったことに気づきました。
昨日より今日。今日より明日。
私の魂は輝きを増し続け、毎日新しく生まれ変わります。
そして必ずその日の魂が1番光る魂。
少しの努力、優しい気持ち、そして うれしいこと、楽しいこと。
日々の中に散りばめられた美しいもの。
神様との約束を思い出したので、私は何にも心配しないで、毎日を送っていくことができそうです。
何にも心配しなくても私の魂は昨日より光ります。光り続けます。

『魂の約束』サンマーク出版


醍醐千里さんは二人の子供を持つ中学校教員新米教師の頃は生徒との関係も授業もうまく行かず、朝起きるのも教室のドアを開けるのもつらくなってしまったという。29歳で二人の子の母となり、二度の育児休暇中に母親業に徹することで教員の在りかたに親としての視点が持てるようになり、その結果学校での姿勢も少しずつ変わっていった。
その頃から奇跡が訪れるようになった。行事やクラストラブルに大どんでん返しミラクルが起こりうまくいくようになった。
教員だった両親が教えてくれた言葉[正しいと思うことを貫く姿勢][自分の心を磨くこと]、この二つを胸にがむしゃらに突き進んだ。
(以上[魂の約束]より抜粋)
そんな時に[クラスの子供達が卒業するまでにもう時間がない。離れてしまう前に今まで伝えてきたすべてのことを1つの詩にしよう]と廊下のベンチに座って書いた詩がこれだ。
[魂は磨けば磨く程光る]一生涯かけて自分の魂を磨き続けたい。

このデジログへのコメント

  • なな♪ 2013年01月19日 23:58

    ハートフルけんじさん:自分が決めてなんとかしなきゃね

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