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少し成程話:なぜ、感謝するとうまくいくのか
2013年01月16日 22:22
五日市剛氏の心に響く言葉より
会社で上司にキツく叱られたとします。
[ちくしょう、何で俺ばっかりが。腹たつなぁ]
そんな時すぐに自分に[有難う]といってみます。
一寸深呼吸して間をおいて、もう1度[あ・り・が・と・う]
すると、不思議とそれ以上腹が立ちません。
次に呟いた言葉に見合った行動をとります。
実はこれが1番大事なポイントなんです。
行動なき言葉は弱く、やがて消え去ってしまうからです。
僕なら自分を叱責した上司の元へトコトコ歩いていき、もう1度謝罪します。
そして、2度と同じミスを犯さない為の具体的な対策と決意を伝え、更に注意して下さったことに[有難うございます]と頭を下げて感謝します。
上司は目を丸くするでしょうが、心の中ではとても感謝するでしょうね。
これで上司に対してのわだかまりはなくなると思います。
そんな行動をとった自分も[よっしゃ!]とガッツポーズ。
そして、腹が立った時にすぐに呟いた[有難う]がそのきっかけであることを思い返し、[本当に有難うだよなぁ]としみじみ感じるわけです。
このように、嫌なことがあっても前向きな行動が伴う感謝の言葉は結果的に感謝の想いを深め、状況を生き易い方向へと導いてくれます。
愚痴を零したり、陰口を叩くなんてことはなくなるでしょうからね。
ある日、こういう質問がありました。
[先日、私は犯罪の被害にあいました。こんな時、犯人に対して、或いはその事柄に対して<有難う>というのでしょうか?大切な家族や友人が被害にあっても、やはり<有難う>ですか?]
僕は次のようにお返事させて頂きました。
[犯人に対していうのではありません。<有難う>は自分に対していうのです。落ち込んだ自分を励ます<有難う>であり、不幸の連鎖を断ち切る言葉なんです。 この言葉を自分に対し心を込めて発するとそれ以上嫌な気分になりませんし、続けてマイナスの言葉が出てき難くなります。そして、物事の流れをよりよい方向に切り替えてくれ、後の自分の成長のきっかけとなると思っています。どうか、魔法の言葉の真意をご理解ください]
『なぜ、感謝するとうまくいくのか』マキノ出版
心はある言葉を発すればそれに見合った状況を探すようになる。それはインターネットの検索と同じで[有難う]と言えば、有り難いこと、感謝することを探す。
たとえ怪我をしたとしても[この程度で済んでよかった、有り難い]というように。
でも、愚痴や不満を言えばそれに見合った辛い嫌な事ばかりを探し出す。付き合っている人が汚い言葉や愚痴や泣き言、悪口ばかり言う人なら、自分も汚い言葉や、不平不満ばかりを言うようになるのと同じ。言った言葉が現実を引き寄せる。[行動なき言葉は弱い]
嫌な事があっても[有難う]と発し、それに見合った行動をとっていきたいな。
このデジログへのコメント
ハートフルけんじさん:私も…いつも有難うございます
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