- 名前
- たかふみ25
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- 年齢
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- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】特番-4、謹賀新年ですっ
2012年01月01日 01:38
「ぴよぴよ」
今年はドラゴン年。つまり、アドルフさんを描けば簡単に年賀状がつくれたわけだ。しまったなぁ~。
そういうものぐさをなくしたく頑張ります。
神社。
「~~~~♪」
葉子が祝詞を唄い、神楽を舞っている。
「忙しそうだから、お詣りするよ」
四人は賽銭箱に100円玉なげたら釣り銭出てくる人生がいいと願いながら、五円を投入し、がらんがらんを鳴らして祈った。
「何を願ったです?」
大体の見当ついてるが、敢えて茜は尋ねた。
「大願成就よ」
便利な言葉だ。麻衣子に於いてとりあえずは受験合格だが、願いを受験だけに限定させたくないから。
「平穏無事ですわ」
千歳は意外な願いだった。冒険を買ってでもやりそうな彼女だが、よく考えてみたら昨年が脚の完治など様々なスペクタクルがあったからたまには平穏を祈るのだろう。
「みんなが幸せになりますように」
小春は毎年これだ。ちなみに兄を亡くした年もこれだった。
「小春ぅ~」
ぎゅ。
「きゃん。茜~」
「あら。茜さん大胆ですわ。でも小春はわたくしの嫁っ」
「で、茜は何を願うの?わかってるけど」
「もちろん、アドルフさんを人間にする決意ですっ♪」
「ぴよ~」
少し恐縮するアドルフ。
「俺なんかのために願いを消費するな」
「大丈夫。茜は自分で努力して目的を達するタイプだから、願いを無駄にはしないわ」
麻衣子はドイツ語でアドルフに言った。
「ん?何です?」
ちゃんちゃん。
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