- 名前
- たかふみ25
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- 年齢
- 39歳
- 住所
- 山形
- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】56-1、大逆転!
2012年01月25日 19:20
まだ千歳は来てない。敵は45人。そこらのネガイナーよりハイスペック。
しかし、小春は絶望していない。
「うぃ~うぃっしゅ、りいんかーねーしょん!」
小春が魔法騎士に変身する。
「星ぼしを繋ぐ橋!夜空の魔法少女っコバルト!」
なんか久し振りに名乗った気がする。
「かかれ~!」
45人が一斉にかかって来ようとする。
「とありゃあああ~」
どがばきがすばご!
素早い身のこなしで先頭のを倒すと。
「わあああ!」
10人ほどドミノ倒しになる。
「思った通り。あんたらにはチームワークや連携がまるでない。策がないとダメなわけだ」
「まだ30はいるわ~!策などなくても」
今度は沢山の飛び道具攻撃を撃ってきた。
しかし各々射程がバラバラで、流れ弾が味方に当たるような状況だった。
「やはり、なんとかなったね」
小春は久保田に目で合図した。
「わかったクポー」
久保田は物陰に行き、妖精の姿になってから宝石箱オールコットを発動した。
「少女よ、開花せよ!」
「魔法少女コバルト・エイミーシルエット!」
フォームチェンジする小春。
「高瀬ってかわいいやん」
観客化した生徒達がその姿に見とれる。
「あれは、皇帝陛下が言ってたチカラか」
生中継で闘いを見ていたヒガシノイスがモニターに釘付けになる。
「姿が変わったくらいでっ」
猛攻を止めない45人。
「コバルト・テンペストっ!」
小春の強力な攻撃魔法で先頭のが凍りつく。
「ほわちゃあ~~」
小春無双!!
「そんな、ばながー」
「なんとかなる、って言ったけど撤回するね。あんたらなんかあたしひとりで十分勝てる!」
小春は自信を得て挑発した。
「調子乗るなちっこいのがぁ!」
砲丸投げするクビライ。
「策も持たずに一気に攻め込んだのが敗因だよっ」
難なくかわし、砲丸は他のTPPに当たる。
「一網打尽だよっ!コバルト・ヒーリング・メガアイシス!」
エイミーシルエットでの必殺技魔法を発動する小春。
まさに一網打尽。45人に浄化の吹雪が襲う。
「いかん。総員退却!!」
ヒガシノイスの命令と転送魔法で45人の姿は消える。
「はあはあ……人騒がせだなぁもう」
「遅れましたわ」
定刻通りの通学だが、まさに遅れた千歳。
小春の姿をみて、今まさに尋常ならざる闘いがあったと察する。
「平気平気。あたしひとりで撃退したよっ」
にこやかな小春。
「撃退はしたが、撃破はしてないクポー。事態は思ったより深刻クポー」
妖精姿のまま叱るクポー。
「クポー。その話、詳しく聞かせてくれませんか?」
メイドのサラがクポーに提案する。
「わかったクポー」
「あ、あの、久保田先生。わたしも……」
松並先生は妖精姿のクポーにはっきりと申し入れた。
「クッポクポー?」
続く!
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