- 名前
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- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】56-3、深刻な事態!
2012年01月27日 20:14
「そんな事よりも敵の話するクポー」
あ、逃げた。
しかし確かに目下にある問題は敵についてである。
最近スターライトを苦しめているのは、所謂ネオバビロニア帝国軍ではなく、ネオバビロニア皇帝直轄の親衛隊であること。
その実働部隊「TPP48」はひとりひとりが4将軍レベルのスペックであること。
今朝は辛くも撃退できたが。まともに闘っていたならもっと苦戦していただろう。
今日茜がこんこんと眠って欠席したのも、敵とまともにやりあったからとも言える。(新幹線をテレポートしたとはいえ)
そんな敵に対抗できるのは、今のところ小春と千歳だけしかいない。
フォームチェンジをするには担当妖精が近くにいる必要がある。
つまり、気を付けなきゃなんないのはクポーだけだという結論。
サラはメイドとして常に千歳の近くにいるし。
「あらあら。せめてわたしが力を失ってなければね~」
頬杖つく琴であった。
「とにかく敵が襲ってきたら、フォームチェンジして対抗するクポー」
「クポー。あたしの時は早急に駆けつけてきてね♪」と、小春。
「わかったクポー」
一方その頃。
靖国神社。
麻衣子を伴って、アドルフはこの曰く付きな場所に来ていた。
「第二次世界大戦の戦没者を弔った神社ね」
「ぴよぴよ(それだけではない)」
靖国には「戦犯」と呼ばれた将校たち、戦争を止めなかった罪を被ったもの達も合祀されているのだ。
戦争に対する哀悼と憎しみ、背反しつつも矛盾しないシワクが、そこの空気には混在する。
「(俺の同胞たちか……)」
しんみりとするアドルフ。彼自体、その大戦に纏わる独裁者の魂!
なんて事を考えてると、麻衣子は参詣を終えた。
「結果はどうなるか、は最早揺れ動かないけどね」
「ぴよぴ~(なんかうまくいかない気がする~」
続く!
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