- 名前
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- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】55-4、白雪姫と老人と隠し事?
2012年01月23日 19:09
無事に三人を帰路に送り届けた有希。
「……そろそろ出てきて良い」
「よくわかったなじゃあ!」
老人が姿を現す。ネオバビロニア帝国軍4将軍のひとり、チャウシェシュクだ。
「……ん。曲がりなりにもわたしは元魔法騎士。おまえの波動は覚えてる」
気配のことらしい。
「さすがはマジカルスノウじゃあ」
「……何しに来た。……わたしは忙しい」
暇そうな態度で尋ねる有希。
「話じゃあ。親衛隊には気を付けるんじゃあ」
「……親衛隊?」
「わしら帝国軍とは別に存在する、皇帝陛下の下にある独立組織じゃあ。そいつらが最近、スターライトと闘っている。強敵じゃあ」
有希はつい先ほどした事を思い出す。魔法力を枯渇した茜の睡眠傾向。
「……確かに、余程の強敵」
「実感があるようじゃなぁ。だが、本気を出したら、彼らはまだまだヤバいんじゃあ」
チャウシェシュクは木の棒で路上に円を描いてみせる。
「その実働隊はひとりひとりがスペックに於いて我ら4将軍に匹敵する。それが48人もいるのじゃあ」
もしそれが本気を出していっぺんに全員で茜たちを攻撃してきたら……。
有希はぞっとした。
「……いや、大丈夫……」これまでも沢山の困難を越えた4人だ。なんとかなる…はず。
「……しかし、敵であるあなたがなぜ?」
「勘違いするなじゃあ!スターライトを倒し、ネオバビロニアの国力を牛耳り、ワッフルに君臨するのはこのわしじゃあ!それまで他のヤツに負けるなよじゃあ!」
つまり武人ツンデレってわけだ。
「さらばじゃあ!」
じいさんは去った。
「……ん。……さてさて」
続く!
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