- 名前
- たかふみ25
- 性別
- ♂
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 山形
- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】54-5、あかね色に染まる風車!
2012年01月19日 17:27
「ぶっ飛ばすぞぉ~!」
「なんだっこの圧力は!」
茜がぶち切れた際の魔法力上昇に戦慄するマリコ。
「とにかく、作戦は終了した。早く戻れ、マリコポーロ」
ヒガシノイスからの通信。
「……おもしれー。やれるもんならやってみな!」
弱さを隠すようにつよがるマリコは風力発電ネガイナーの頭上に乗る。
「回転せよ!」
電撃魔法をネガイナーにかけ、その風車をこうそく回転させた。
「なんのつもりですの?」
千歳は疑問を持った。風力発電器に逆の事してなんになると。
「さっきの撃ってこいよ!おいらが跳ね返してやんよ」
「やなこった」
茜は挑発に乗らず、一気に距離を詰めた。
「ならばっ切り刻んでくれる!」
落雷を風車の羽根に落として、凶器とするマリコ。
「カーマイン、バーニングスラッシュ!」
お構い無しに茜はザンゲキを放った。その魔力の刀身は、かなり大きいものだった。
ざしゅうう!
ちゅどーん!
風力発電ネガイナーは絶命した。
「おのれおのれ~!」
「更にサンセットクラッシュ!」
どしゅ~!
「んな」
どごぉぉん!
「キャー」
ぶっ飛ばされたマリコ。
きらーん。
「千歳っ。新幹線を早く飛ばすですっ!」
「はひっ!しかしどうやって」
茜は千歳の手を握った。
「テレポートで新幹線を飛ばすっ」
「ええっ。そんな大質量を?」
「魔法力はわたしがもつですっ」
少しでも新幹線の遅れを軽減させたかった。
香住駅。
「まもなく到着します」
「やっと来たね」
慌てる小春と涼やかな麻衣子。
「想定内よ。この時期の新幹線はそんなもんなのよ。まあ、試験はあさってだし、大丈夫よ」
「あ!明日じゃなかったんだ」
小春は目を丸くする。
「遠距離受験だもの。それくらい計画的にしてもバチは当たらないわ」
ぷしゅー。
新幹線に乗る麻衣子。
「わたしのいない間、頼むわね。小春」
「え?聞こえないっ」
ぷしゅー
頼むわね。演劇部を。そして街の平和を。
ちゃんちゃん
このデジログへのコメント
茜ちゃんてスゴイんだね♪
新幹線まで飛ばしちゃうなんて。。☆
> ☆あゅたん☆さん
しかし、次の日はめちゃくちゃ眠くなる罠。
フォームチェンジすれば負担は軽いんだけどね
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