- 名前
- たかふみ25
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- ♂
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 山形
- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】53-4、ジンクスカン
2012年01月13日 22:01
数刻後。
「調査結果がまとまりました」
「はやっ。さすがTPP」
ヒガシノイスが驚く。てめえが鍛え上げた親衛隊だろうに。
「調査結果によれば、事態は急を要するため、いちはやい作戦立案を」
内蔵助はファイルをヒガシノイスに手渡した。
「ふむ…」
ファイルには麻衣子が受験する試験日程を中心に纏められていた。
「作戦期限はあさってか」
ヒガシノイスや親衛隊のスタッフには余裕あるようだ。
演劇部部室。
「なんか最近、出番が少なくてかげが薄いような気がする~」
テーブルにたれている小春。略してたれこはる。
「2年生は特になにもないからです~。朝起きて昼勉強して夜眠る、いつもの日々ですっ。やはり今最近の主役は麻衣子先輩達3年生だから」
「その麻衣子さんすらスポットライト浴びてない気がしますわ~」
「千歳、だらしない」
3人ともたれている。たれすたあらいと。
「みんなでたれていると楽しいですわ」
「あんたはお嬢様だから、しゃきっとしなきゃダメだよ」
「ええっ。お嬢様なわたくしが自然でいられる場所がここじゃないですの?」
「あはは。もちろんですっ。親友は気兼ねないですっ」
しばしたれていると、たれるのにも飽きたのか、小春が立ち上がり、メモ用紙を取り、座り直し、何やら書き始めた。
「なんですの?」
「演劇部の活動だよ。OBの受験を激励するの」
かきかき……。
書いてるのは段取りを纏めたものらしい。
「ベタだが、試験地に行く電車のホームで見送ろう」
「そんなことはさせないぞ!」
いきなりの侵入者!
「何奴!?」
茜達は身構えた。
「ハッハー!この妖刀たけみかづちは血に飢えておるわ」
続く!
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