- 名前
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- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】56-4、雪の日は金魚鉢を頭に外に出ます
2012年01月28日 14:59
敵はそうそう待ってくれない。
でも律儀に放課後にやってくる。
「こんにちは」
金魚鉢を被ったような出で立ちでその女性は挨拶した。
「なんなんですかその格好は~~!」
松並先生がダサさを指摘した。
「いやぁ、親衛隊隊長なんでこういう格好してみたんですよ」
親衛隊隊長と金魚鉢……。?
とにかく金魚鉢コスを脱いで、変な装飾した軍服になった。軍服もダサいが金魚鉢よりはマシだろう。
「私はヒガシノイス。ネオバビロニア皇帝の親衛隊隊長」
ヒガシノイス自らが挑戦してきたのだ。
「大将さえ倒せば、部隊は散り散りになりますわ」
千歳は言った。これは好機だという事だ。
河川敷に場所を移して闘う事にした。
「スターライトがふたりしかいない今が好機。一気に叩き潰してくれる。TPPの皆さ~ん♪」
「ヒー!」
アイドルコスチュームのTPP48が一斉に現れる。
「しょっかー扱いかよ」
小春が突っ込む。
「大丈夫ですわ。再生怪人は弱いのが相場ですわ」
千歳が変な事を言う。
「名付けてベビーローテーション作戦」
もはや作戦じゃねーよ。
「いいからふたりとも変身してください」
と、サラ。
「うぃうぃっしゅ、リインカーネーション!!」
「優しくも激しい大自然!深緑の魔法少女っデイトナ」
千歳が高らかに名乗る。
「クッポクポー!!」
クポーが宝石箱オールコットを発動する。
「少女よ、開花せよ」
「今だ~!こうじ」
ヒガシノイスが小春の方を指差した。
「ヒー、ヒー!」
しょっかーじゃなくてTPPが小春に襲いかかる。
「ちょっ!変身中を襲うのはヒドイですわっ」
引き剥がしにかかる千歳。
「卑怯もラッキョウも大好きだ~!」
「卑怯とか以前に礼儀の問題ですわ!」
TPPのひとりをぶん投げて、千歳は言う。
「ビーイングリインカーネーション!」
変身途中をボコられながら、小春はフォームチェンジを完了する。
「魔法少女コバルト・エイミーシルエット!」
広範囲的にまとりつく敵をぶっ飛ばす小春。
「きゃー」
パンチラサービスしまくりのしょっかーじゃなくてTPP。
「今度はお嬢様の番ですよ」
妖精姿になり、宝石箱を受け取るサラ。
はためんどくさい。
中略。
「魔法少女デイトナ・エリザベスシルエット!」
フォームチェンジと同時に強力な風魔法で敵を吹き飛ばす千歳。
「きゃー」
パンチラサービス!
「わたくしも小春にパンチラサービスですわ」
ドレスのスカートをたくしあげようとする千歳。
「要らん要らん!」
「お嬢様。はしたない」
顔を真っ赤にするサラ。
「そんな事より闘いだー!」
ヒガシノイスがさっきの金魚鉢に水を注いで、ネガイナーカードを貼り付けた。
ずぎゃああん!
「ジキジキド、ジキジキド~♪」
巨大化した金魚鉢のネガイナーはそう名乗った。なんでその名前やねん。
「で、それで何ができるの?」
小春が聞く。
「いやぁ、これといって何も」
一同、ズコー!
「ジキジキド!」
ビーム!
「うわ、あぶねえ」
「油断させて一撃!っておまいらも転けてどうすんねん」
かつて千歳も使った策だが、味方まで転けては効果も半減だろう。
「ヒー!すいませんヒー!」
「ヒガシノイス……策士ですわね」
みょうな対抗意識する千歳だった。
「そうか?」
続く!
このデジログへのコメント
ジキド
バラモス親衛隊隊長。初登場時は将軍だったが出世コースをひた走りこうなった。野心家で最終的にはバラモスを裏切り魔界軍を牛耳ろうとする。
金魚鉢に汚水を満たしたのを被ったコスチューム
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