連勝○○！！

ブラ砲久しぶり！


阪神・ブラ“約束弾”に「喜んでもらえたかな」

四回、阪神・ブラゼルのソロホームラン。】

四回、本塁打を放つ阪神・ブラゼル＝２５日、甲子園（撮影者・森田達也）

　（セ・リーグ、阪神４－２巨人、８回戦、阪神５勝３敗、２５日、甲子園）「巨人に勝つことの意味は大きいよ」。決勝の５号ソロを放った阪神のブラゼルがお立ち台で声を張り上げると、割れんばかりの歓声に包まれた。宿敵巨人に連勝し、５月１２日以来の３位浮上。真弓監督は「順位はともかく、今はチームに勢いがある」と確かな手応えを口にした。

　今季は飛ばない統一球の影響に苦しんでいるブラゼルにとって、５月２８日以来、約１カ月ぶりの一発だった。１－１で迎えた四回、内海のチェンジアップを捕らえた打球は浜風に乗ってバックスクリーン左へ。「逆方向にいくのは調子が上がってきた証し」。昨季の４７本塁打にちなみ、この日は４７組の親子連れを球場に招待。「本塁打を約束していたので、喜んでもらえたかな」と笑った。

　打線が少しずつ勢いを取り戻す中、和田打撃コーチは「後はブラゼルに大きいのが出ればね」と何度も口にしてきた。五回にはマートン、平野、鳥谷の３連打で追加点。上位打線は確実につながり始めている。１５日の日本ハム戦はダルビッシュ、この日は内海と両リーグの勝ち頭を撃破したのが何よりの証拠だ。

　最近１０試合は８勝２敗と白星を重ね、借金も５まで減った。気温３０度を超える炎天下のデーゲームを制し、「暑くなってきたけど、この勢いに乗っていきたい」と指揮官。夏本番を前に、甲子園もようやく熱くなってきた。（産経新聞）

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