あぁ～あぁ～トンネルの出口見えない

ミス連発で今季５度目の３連敗！交流戦勝ち越し消滅…阪神

スポーツ報知6月7日(火)8時1分配信
ミス連発で今季５度目の３連敗！交流戦勝ち越し消滅…阪神
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３回の攻撃前にベンチで円陣を組む阪神ナイン
　◆交流戦　阪神１―６オリックス（６日・甲子園）　濁流にのみ込まれた虎が、さらに暗闇へ迷い込んだ。「流れが悪いんだけどね。攻撃でも勢いがついてくればと思っていますんで…」。今季５度目の３連敗で交流戦の勝ち越しが消滅に、真弓監督も歯切れが悪かった。

　１点ビハインドの３回無死一、二塁。下柳が後藤に右前適時打を浴びると、右翼・マートンが間に合うはずのないホームに投げ、一塁走者の田口に三塁まで走られた。１死から北川の中前適時打を今度は中堅・柴田がファンブル。再び二、三塁と傷口を広げると、今度は捕手・藤井彰がけん制球を三塁走者の後藤にぶつけ、追加点を奪われた。

　「チームの期待に応えられず、情けない。それだけです」と今季２敗目を喫した下柳は肩を落とした。中１２日のマウンドは３回途中まで６安打を浴び４失点。持ち味の粘りを出せない投球だったが、ベテランの足を引っ張った野手が、バットでも援護できなかった。

　借金１１となり、５位・横浜に１・５ゲーム差をつけられた。首位・ヤクルトとも９ゲーム差に広がった。「１人１人が状態を上げていかないと」と自らを鼓舞するように言った真弓監督。トンネルの出口は見える気配がない。