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日本電産

2022年10月17日 10:00

日本電産株価は年初の13600円辺りから現在は7550円辺りをうろうろしている。
前のCEOの関さんが辞任した時も株価はさえなかった。
トップの永守会長は株価を一番気にするが、当人が気にしても株価は大多数の人々の考えで動く
からどうしようもないのだが、それでもこの株価の下がり様は気になる。
「直ぐにやる。必ずやる。出来るまでやる。」は有名な格言だが、東芝と同じように、必達目標を至上命令としてやり過ぎると、偽装決算まで行ってしまうのではないかと不安になる。
EVモーターシステムのトラクションモーター事業もまだ黒字化していない。
車産業程、保守的産業はない。だから拡販先を中国に狙いを定めているのは分かるが、技術を盗むのは
世界中見回しても中国ダントツにうまいというか、特許侵害などあまり気にしない連中だ。だから技術を取られないようにするのは極めて困難。
永守さんの事だから、様々な技術を自分の中に取り入れて、一朝一夕にはまねできないようにしているのだろうが、油断は禁物だ。先に述べたように車産業は極めて保守的だが、EVが出て来て、自動運転と組み合わせて市場が動き出すと、保守的産業が一変して来る可能性も大だ。
そこが日本電産の狙いだろうが、関さんを辞任させたのは永守さんの我慢が足りない。
黒字化を急激に押し付けたのだろうが、そこは元々超保守的な産業である。
少しは我慢する事を考えた方が良い。いつまでも後継者が出来ませんよ。

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