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FRBのインフレ退治方策

2022年10月14日 10:36

FRBは今起きているインフレに対して、政策金利を上げる事で対応している。
私はインフレが起きて来た当初から、コロナの後の需給バランスの崩れとロシアウクライナ侵攻によって起こされたこのインフレを、政策金利を上げて対応するのは無理があると言って来た。
そもそも景気がコロナ後といういつもと違う形で盛り上がったわけです。需要が急増し、供給が新型コロナの影響で追いつかない事から始まり、そこにロシアウクライナ侵攻があって、ガソリンだのLPGLNGが暴騰、小麦、肥料も高騰した事が輪を掛けてこのインフレを加速させたわけです。
つまりいつもと違う好景気というわけです。そもそも好景気と言えるのかという事もありますけどね。
こうなるとどうすればインフレは収まるのか?
FRBが狙っているのは景気悪化させて、諸々の需要を下げる事というシナリオです。いわば不景気にさせるという事です。無論、ロシアウクライナ侵攻が決着する事も大きな要因です。しかしいつになるかわからなくなって来ました。
話を戻すと、これからも物価の高止まりが続くのは、賃金の上昇と家賃の上昇という下がりにくいものがあるからです。賃金の上昇は人手不足から来ていますから、中々止まりません。
そうなると景気をかなり悪化させて、求人需要が落ちて来るという最終目標が達成されればこのインフレは収まるという事になって来る。その通りになるのか?コロナ抑制されていた人間の欲望って当分収まらないのではないか。そうなると景気減速を受けて、企業決算が相次いで減収減益となって来るのがインフレ抑制には近道ではないか。
という事は株式相場には厳しい試練が待ち構えているという事ですか。
政策金利が来年5%まで到達させるとしているからそこまでEPSが比例して上がれば、株式相場の下落はないが、これは無理だろうなー。
それよりも良い手もあります。違法移民がまだまだメキシコ国境を越えて来て逮捕抑留されている
その違法移民を使う手もある。政治的な問題だが、もしその違法移民アメリカ国内で新たな働き手として入って来れば、人手不足による賃金上昇は無くなり、時間経過と共に賃金は落ちて来る。
インフレ高止まりの最大難関である賃金上昇が止まり、さらに下落に転じれば、このインフレにはかなり効きます。これは無論FRBの仕事ではなく、アメリカ政治的問題になりますけど政策金利を上げて景気悪化させて、株式相場を下落させ、商品購入購買力を下落させるよりはるかに良いと思います。

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