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2012年中国反日運動の最中

2022年10月15日 11:55

2012年中国反日運動の最中に中国渡り重要拡販製品の営業に行った。
会社の連中は皆、今行くのは危険だから止めろと自分に行って来たが、ちょうど重要拡販製品が決まるかと思えた時期だったので、ある程度の危険は覚悟のうえで中国に渡った。
中国の現地スタッフは自分を取り囲むように援護してくれたが、幸い2日経過しても
危険な感じは無かった。危険と言うよりも中国顧客は皆、こういう時期にわざわざ来て頂き感謝します。
我々は日本の高度の技術力に期待していますと歓迎してくれた。
帰り際にはわざわざお土産をくださる顧客もいた。我々は政治とは関係ありません。いつでも来てくださいと言ってくれる。有難い話である。
その夜宿に着いて食事時、スタッフと世間話をしていると、そこのオーナーらしき人が
何かえらい剣幕で現地スタッフに話している。10分程激しいやり取りがあって、終わった後何の話を言っているのかと問うと、特別な話ではなくて、どこから来てどういう仕事をしているのかって
聞いて来たという。自分の予測では多分、日本人がいた事自体気に入らなかったのだろう。それと中国人のお前たちがなんで日本人に雇われて言いなりになっているのか。という類の事を言っているのだろうと思った。
いつもの通訳に聞いても何でもないですよとしか言わない。
彼ら現地スタッフ、そして顧客中国人もいい奴らですよ。
この反日デモの最中だから余計に感じた事だった。
その後営業活動は順調に進み、危険な目にも会わなかった。
そして重要なのは顧客が通常より格段に歓迎してくれた事だった。
こういうのは営業的にはおいしいというのですが、まさに日本人など来ないと思ったそういう時に
来た日本人と言う事で大いに歓迎され、営業的にはおいしい商売が出来たのです。
苦難な時にそこに行くというのは、実に相手に良い印象を与えるらしいです。
言っておきますが、冒頭記載した如くそういうおいしさと狙って行ったわけではなく、反日の嵐が吹いている時に来てくれた日本人と言う事で、印象に残っただけの事です。
でも一般の中国人は良い人が多いですよ。仕事の付き合いがなくなった今でも、中国語新年の挨拶をくれる人もいます。
まあこういう営業もありました。

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