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約束の金曜日(1)

2016年02月12日 09:01

セイジとの約束の日、町の色めき立つ金曜日だった。身体の疼きは、日に日に強くなっていく。

薬の効果は、昨夜から弱まって、その日の午前中には、普通に排泄ができる様になった。

ナナの胸中には、物足りなさだけが残っている。

放課後、夕暮れ時、校内に残っている人は少ない。部活に勤しむもの、さっさと帰宅するもの、友人宅で遊ぶもの。校内に残る理由を持つのは文化部の連中位だ。

部室の無い三階は、特にだ。

その三階のトイレ便座に座っていた。時間は十分過ぎるほどある。

ナナは、手の中でウネウネと蠢くバイブオマンコをかき混ぜていた。大きさはそれなりであったが、セイジのオチンポの大きさには敵わない。

それでも、一時的な快楽を得る事は出来た。

身体を震えさせ、自らの感じる場所に当てがいながら、その淫蜜をかき混ぜる様に丁寧に動かしていく。

「あぁ…いくっ…」

身体をびくりと跳ねさせ、おしっこを滴らせながらの絶頂だが、何処か満足出来ないもどかしさがあった。

「ふぅ…帰ろう…」

いそいそと服を正し、便座から立ち上がる。

セイジの元へは行かないつもりでいた。既にこの一週間、オナニーは毎日になっていた。このままでは、日常生活すらまともに出来なくなってしまう。

クラスメイトの視線もそうだ。男子の視線はいやらしく、女子からは侮蔑する様な視線を感じていた。

鞄を取り、学校の玄関へと足早に向かう。誰ともすれ違うことなく、下校する事が出来た。

家へ帰る、家へ帰る、家へ帰る、家へ帰る…頭の中で何度もそう呟いた。

無理だった。思いとは裏腹に身体は自然と駅へと向かってしまう。身体の疼きが治らない。

そうして、辿り着いたのは約束の場所。地上20階建の高層マンションだった。

セキュリティゲートに教えられたパスワードを入れて、エレベーターに乗る。

20階に着くと、その扉のインターホンを鳴らした。

******************
今回はエロなしになっちゃいました。
ごめんちゃい

このウラログへのコメント

  • 飼い主 2016年02月12日 09:05

    十分、次の展開を妄想させるだけのエロさがありましたよ♪
    狂ってく様子がたまらんね!

  • セラエノ 2016年02月12日 23:31

    次回がきになるねー
    えっちな作品に期待してます(*^^*)

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