- 名前
- 純
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 人生の最後のパートナーになるであろう方を募集しています。 体型とすればグラマーの方が...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
久々の海外ウラ得パスポート2
2010年05月28日 20:39
こういう記事を書いていながら実は私はパスポートが切れているのです、うー、恥ずかしい。告っちゃった。
進めます。
第3回 ホテル・レストラン
第2章 目的のある旅はホテルの場所選びで成果が決まる。
(買い物の旅の充実度は、ホテルからの距離に反比例する)
海外旅行の楽しみのひとつがショッピング。「今回の旅行では、お目当てのアイテムを絶対にゲットするぞ!」と張り切る人も少なくないはず。
ところで、ショッピングの旅を大成功させる最大の秘訣は、滞在するホテルのエリアにあると私は思っている。
--------------------------------------------------------------------------------
たとえば、ホテルの宿泊料金の安さだけに気を取られて、お目当てのショッピングエリアに遠いホテルに泊まったとすれば、往復の移動時間や費用のロスが多すぎるだけでなく、部屋に帰ってきて改めて衣類を試着してみたらサイズが合わない、アクセサリーが壊れていた……なんていう場合に、交換・返品に行くのも無駄な時間が多くなる。
もし、私がショッピング目当てで海外に行くとしたら、まずはガイドブックやお店のウェブサイトなどを参考に、目的のショップがあるエリアがどこかをチェック。そして、そのエリアに近く、徒歩圏内の場所にあるホテルを選択するのだ。お散歩気分で買い物に行けるし、至近距離なら安全、快適。交換、返品もしやすく、それこそ大きな買い物ならホテルの部屋まで届けてくれることもある。
最高なのは、お目当てのショップやショッピングモールの上、もしくは、すぐ横がホテルになっているというケース。ソウルのロッテホテルならすぐ隣が高級ブランドが揃うロッテ免税のあるロッテ百貨店だし、ラスベガスのシーザースパレスなら階下がラスベガス随一の超高級ブランドショッピングモール=フォーラムショップス……というわけだ(すぐ行けるということは、買い物しすぎる“危険”もあるのだが……)。
(”事件発生の可能性”は、ホテルの価格に反比例!?)
ただ、都市によっては高級ショッピングモールが入っているホテルや、ブランドショップの路面店が軒を連ねるようなエリアに立つホテルは、宿泊料金が極端に高かったりする。ミラノのベネチア通りやモンテナポレオーネ通り、パリのフォーブルサントノレ通りにお気に入りのショップがある輪やしでも、さすがにそのエリアや、徒歩圏内のホテルになんか高くて泊まれない。
その場合のホテル選びは、「お店が集中するエリアからタクシーで5~15分のエリアのホテルが便利」ということになる。なんとか歩いて行けるくらいの距離は、行きのタクシー代も浮いて一見便利だが、逆にそれは大荷物になってもタクシーには(近すぎて)乗れないことを意味する。ルイ・ヴィトンやシャネルのショッピングバッグを両手に持って街をウロウロなんて、そもそも相応しくないし、悪い連中に「金持ち観光客ですから狙って下さい」とアピールしているようなもの。海外では、自己防衛できない人間に対しての引ったくりやスリは常識だと思ったほうがいい。そう考えると、タクシーのほうがずっと安全である。5~15分というのは、タクシー料金もそれほど高額にならず、すでに述べたように返品、交換にも行きやすい適度な距離なのだ。
逆に、一番の愚行が、ショッピングの予算を浮かすために、ショッピングエリアから遠く、それこそバスや地下鉄を利用しないとアクセスしにくい場所の格安ホテルに宿泊すること。万が一、帰りの荷物が大きくなってタクシーを利用すれば、それこそショッピングエリアに近いホテルの宿泊料金との差を帳消しにするほどかかってしまうこともあるし、バス、地下鉄では、犯罪に出会うリスクが急増する。また、格安ホテルでは、部屋の中に高価な買い物を安全に置いておけるか……という面でも不安が残る。“ホテルの従業員が窃盗犯である可能性が(高級ホテルよりは)高い”ということも、覚えておかなければならない。
しかし、それよりも何よりも、このテーマ「海外旅行は限られた時間をいかに有効に使い、快適に過ごすか」という点において、買い物時間ではなく、買い物のための移動に多大なる時間を割くのはまったくナンセンスだ。お目当てのショッピングエリアが決まっているなら、なるべく近い場所のホテルを選択するのが、あらゆる点でベストなのである。もちろん、ショッピング以外の大きな目的があるときも考え方は同様である。
--------------------------------------------------------------------------------
例を挙げよう。私はハワイへの旅行の際、お買い物目的の同行者がいれば、カラカウア大通りからビーチウォークを少し入ったところのホテルを宿と決めている。というのも、このホテルがルイ・ヴィトンやプラダの路面店、ロイヤルハワイアンショッピングセンターに近く、また、アラモアナセンターへもタクシーで至近であり、カラカウア大通りの東向き一方通行をアラモアナセンターと反対方向に向かって走ることなくアクセスできるという“計算”があるからだ。
一方、私が一番好きなホテルは、ザ・カハラ・ホテル&リゾート。ここはオアフ島で最高のホテルのひとつであり、カハラヒルトン時代から大好きな常宿の一軒である。だが残念なことに、ショッピングエリアからは遠く離れているため、ショッピングが目的の場合はあえて避け、ランチやディナーにだけ訪れたりしている。泊まる場合はショッピングなど二の次で、カハラの隠れ家的リゾートの雰囲気をとことん味わいたいとき。プライベートビーチでの優雅な気分に浸りたいときである。
今度の旅の目的は何か……ホテル、ホテルエリア選択の決め手はそこにある。
よもやま話
「早めのパッキング」が、旅にあと一押しの充実を与えるのだ
私の旅は出発前から始まっている。そう、何と1週間以上も前から目的地や旅程に想いを馳せ、リストをチェックしながらゆっくりと荷物を詰め始めるのだ。それもまた旅の楽しみのひとつ、プロローグと考えているから。そんな時間は長いほうがいいし、それに前日や当日に慌ててパッキングを行うと、忘れ物をする確率が爆発的に高まる。事前に買いに走らなければならないものがあっても、余裕で対処できる。しかし、私の旅スタイルでむしろ同行者を驚かせるのは帰りのパッキング。1週間、同じホテルに滞在するとして、何とその80%を帰国日の前々日には済ませてしまうのだ。もちろん、帰国前日、当日に必要なものを除いて。何故なら、ほとんどの人がパッキングに時間を割く帰国前日こそ、最も大切な最後の一日。この夜をゆったり楽しんでこそ、旅の達人である。しかも、お土産がいっぱいで荷物がスーツケースに入りきりそうもない……なんていう事態に直面しても、小さなバッグを買い増しするなどの対応が可能。とにもかくにも慌てずにパッキングを行うことで、忘れ物の確率も減り、旅が数倍充実するというわけだ。
以上、如何でしょうか。
一気に読めると思いますが
このウラログへのコメント
コメントを書く