美味しい薬膳レシピ

今日は雨が降ってますね、昨日よりは気温が低いといってもなんとなく蒸してます。結構、気持ち悪いです。

　テーマが変わりましてマクロビオティックのネタが切れましたので（笑）薬膳レシピになりました。

　最終回　副菜


第1章 春野菜と牛肉のサラダ

乱暴ないい方かもしれませんが、旬の食材をまんべんなく食べていれば、それだけでも季節の薬膳として、ほぼ成立してしまいます。その季節に食べておいしい食材は、そのときにからだが求めている食材でもあるからです。そう考えると、旬のものをありがたく思う気持ちがいっそう強まりませんか?
だからこそ、たまには真剣になって野菜をゆでてみるのも、楽しいもの。色が鮮やかに変わる瞬間は何度見てもワクワクしますし、1種類ずつていねいにゆでていけば、なんてことのないサラダでも立派なご馳走になります。牛肉も入っていますが、これは「血（けつ）」を作る食材。ちょっとだけでも肉が入ると、不思議と野菜がたくさん食べられます。

（材料　2人分）

牛薄切り肉（しゃぶしゃぶ用） 　　　120g
キャベツ 　　　　　　　　　　　　　1∕6個
菜の花 　　　　　　　　　　　　　　1∕4束
そら豆（さやから出したもの） 　　　10粒
グリンピース（さやから出したもの） 12粒
グリーンアスパラガス 　　　　　　　2本

ドレッシング
しょうゆ 　　　　　　　　大さじ 1
酢 　　　　　　　　　　　小さじ 2
ごま油 　　　　　　　　　小さじ 1
砂糖 　　　　　　　　　　小さじ 1
豆板醤（トウバンジャン） 小さじ 1∕4
しょうがのすりおろし 　　小さじ 1∕2
いり白ごま 　　　　　　　大さじ 1

（作り方）

１．キャベツは適当な大きさに切る。アスパラガスは根元のかたい部分を切り落として3等分にする。菜の花は食べやすい長さに切り、茎の太いものは厚さを半分に切る。
２．鍋にたっぷりの湯を沸かして塩少々（分量外）を入れ、野菜を1種類ずつゆでる。ゆで上がったらざるにとり、そのつど、うちわであおいで冷ます。そら豆は薄皮をむき、アスパラガスは縦半分に切る。
３．2の鍋に水を少量加えて少し温度を下げ、牛肉をゆでる。ゆで上がったら冷水にとって冷まし、すぐにざるにとる。
４．2と水けをよくきった3を器に盛り、ドレッシングをよく混ぜてまわしかける。

グリンピースは一番初めにゆでます。ほんの少しかための状態で鍋から引き上げ、少量の湯につけたまま冷ますとしわが寄りません。牛肉は沸騰した湯に入れるとかたくなってしまうので、少し低めの温度でゆでます。

季節の香りがしますね。機をみて作ってみましょう。