マクロビオティック一人レシピ　再開後　その３

雨もすっかり止んだようです。皆様、お夜食は要りませんか？

　第4回マクロビオティック御飯のサイドディッシュ

　　第2章大根の梅あえ
シャキシャキの歯ごたえと、さっぱりとしたあとくちのよさで箸がすすみます。ごまは半ずりにするのが面倒なら、食べる直前に指でひねりつぶしてひねりごまにしても。

　（大根の梅あえ）
（材料）
大根 　　　 50g
塩 　　　　軽くひとつまみ
梅干し[注] 1／2個
白ごま 　　小さじ1／2
[注]赤じその葉で染めてつける赤梅干しと、塩だけでつける白梅干しがあるが、どちらでも好みで。

（作り方）
1.大根は繊維に沿って短冊切り。またはマッチ棒くらいの太さに切る。塩をふって混ぜ、20分ほどおいてから水けを軽く絞る。
2.梅干しは種を除いて包丁で果肉を細かくたたく。白ごまはいって半ずりにする。
3.1 を2 で、よくあえて器に盛る。


（切り方の陰陽）
繊維に沿って切る、または大きくざっくりと切るのはやや陰性に仕上げる切り方。やや陽性に仕上げたければ繊維を断つように切るか、または小さく切ります。繊維を断つやや陽性の切り方にすると甘さが出てくるようです。

（大根で油脂落とし）
大根は昔からただ食べるだけではなく、民間療法にもよく使われていました。例えば、吹き出物ができたときは大根の切り口を患部に当てるとかゆみや炎症が治まる、というように。一方、栄養学的には消化を促進し、血液中の老廃物を排出することでも知られています。

また、油の酸化防止作用もあるので、天ぷらなどの揚げ物に大根おろしを添えるのは、味の相性だけでなく理にかなった使い方でもあるのです。同様の効果は長ねぎの白い部分、かぶ、玉ねぎなどの白い野菜にも期待できます。

大根ってそういう効果もあったのですね。安い時に買ってみよう。
あーあ。腹減った