あこがれ-31／今すぐしたい

１９日火曜日の朝も何時も通りの格好で通学勤
７時前にマンションに帰ると
「お帰りなさーい・・・ご飯出来てる」
　これではまるで押しかけ女房じゃないか

着替えて座るとビールを注文し、マルボロにジッポーで火を点ける
サッポロ黒ラベルのロング缶のタブを引き、
大きなグラスに注いでくれました
丁度泡で一杯になる１８オンスのグラス
テーブルに豚肉の生姜焼きと味噌汁、ほうれん草のお浸し、
ごぼうのきんぴらとサラダ、それにご飯が並びます
味は文句が付けられない程で、田舎の母より少し薄い
東北はどうしても辛めになる

美咲は少しだけ付き合い
・・・そうでないと家で食べられなくなってしまう
８時前になっていますが、どうしても今夜はして欲しい
といって聞きません

「今すぐしたい・・・シャワー後でいい?」
「朝のシャワーだけだから臭いぞ」
「平気だから直ぐにして・・・お願い」
　です
お互いを舐め合っていると、
「あー、いい・・・いきそう・・・あっああー」
往くのを確かめてからゆっくりと入れ、動きは急ピッチ
早めに口の中に出しました
今夜は石鹸を使わずにシャワーのみ
部活がないのに石鹸の匂いはいけません

「まだ帰りたくない・・・もう少しだけ抱いていて」
駄々をこねるのを言い聞かせて、９時には送り届けました


部屋に戻って暫くすると、パソコンにメールが来ているぞ、
とチャイム
誰かと見ると美咲から
「さっきはごめんなさい・・・明日からは無理を言いません
　それではまた明日、お休みなさい」
返事を直ぐに出しました
「無理を言う気持は良く分かる
　でも大学に入るまでは我慢しろ。
　毎日会えるのだから・・・また明日、お休み」


　　

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　　　　　「第１部／出会い」の終了です
　　　　　この物語は長いです
　　　　　区切り毎に他の話を入れて行きます
　　　　　だって、飽きるでしょう？
　　　　　明日から何にするかを思案中