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蒸し暑いし、大雨だ

2007年07月17日 06:46

鬱陶しい空の雲の動きが速いと思えば夕餉の食卓から眺める窓外の庭を叩きつける白い素麺状の雨脚が襲った。

明日クラスの娘たちと一緒に遊園地に遊びにいくというので娘の女友達が泊りがけで家に来ていた。 夕食はこの1ヶ月ほど体の調子が悪く当番の食事作りも免れていた息子が久しぶりにエプロンをしめて定番、スパゲッティナポリタンソースに簡単なサラダと、これだけは昼に雨が止んだ間に町のイタリア食材店で求めてきたパルメザンチーズの塊をおろしがねで掻き出して粉にしたものを食卓に運んでこれで夕食を始めていたのだった。 けれど食卓の話も一気に一天俄にかき曇り一時の豪雨となり、この時間には明かりが要る筈がないのに家人がスイッチを押しに席を立ったぐらいになった。

この何日か、移り変わりの激しい天気で、外に出るときは必ず雨具をもって出なければびしょ濡れになることは必定だ。 しかし、一応雨脚が納まってきて強い風に動く雲の流れと稲光、雷のスペクタクルを漫然と眺めているわけにはいかなかった。

雨脚が激しすぎて溢れ屋根のとい、排水溝の許容量をはるかに越えて雨水があちこちであふれ出した。 木靴を履いて雨がぽつぽつと降るだけの小休止状態になった時、裏庭に出たら芝生は少しこんもりと盛ってあるから雨がたまらないけれどその分周りに掃けて物置のドアの前には木靴にほぼ水が入るほど溜まっていた。 煉瓦タイルは7,8cmの水の底だ。 この分では秋までにタイルの下にもう一つ排水溝の穴を穿たねばならないだろう。 普通の雨では排水がいきわたるもののこのような集中的な雨では家人のアトリエと物置に浸水する恐れがある。

裏のうちのほうでは箒で水をかき出す音が聞こえるから、我が家より少し低くなっているところでは庭に水が溜まりキッチンの出入り口からも浸水するような事態になっているのかもしれない。 けれど我々が越してきてこの16年間にそのようなことは聞いた事がないからこれは突発的で例外的な出来事なのだろう。 我が家でもデザートも終えたところで一時的に水が溢れるような音がどこからかして悪臭がキッチンに溢れた。 いよいよ排水下水の管が溢れて一時的に逆流したのだろう。 実際に水はうちの中に溢れることはなかったものの台所のシンク下の湾曲した下水管部分、トイレ排水、共通の下水が捌けず逆流して下水汚水の空気を押し上げたのだろう。 すぐに家の中の各部分を点検したが幸いなことに汚水が溢れる事態にはなっていなかった。 これも我々が越してきてから経験したことのないことだ。

一応雨脚は収まって安泰となったのだがこの分ではこれからのニュースで各地の被害の様子が報道されるのだろう。 現に高速を使って戻ってきた隣人が途中でこの雨に遭い途中で2つ3つ事故も見てここまでノロノロ運転でやっと家にたどり着いたというのを聞いた。

日本でも新潟でまた地震があったと報じられていたし、地球の裏側では地球全体の気圧、気象の配置関係からなのか相似的な現象が見られるようだ。

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