- 名前
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- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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雲のかたち
2007年07月06日 11:17
今夜も夕食が7時を大幅に廻るほどに遅くなりジョギングのための腹ごなしの時間がずれ込み、それまではなんとか降らないでいた空模様が怪しくなり始めて10時を少し廻ってジョギングが出来るかどうかこの時間には早すぎる薄暗い西の空を眺めたら妙な雲が出ていた。
鰯雲とかうろこ雲とかは誰でも見知った雲のかたちだがこれは何だろうとカメラに収めて腹がこなれるまでネットで調べてみようとおもったのだが、これの極端なかたちをいつだったかナショナルジオグラフィックのホームページかどこかで見たような気がしたしキャプションに産婦の乳房のようだとも書かれていたのでそれを頼りにググるとMammatus Clouds(乳房雲、ちぶさぐも、にゅうぼうぐも)と呼ばれていることが分かりそのあと前に見たことのある写真に遭遇した。
http://www.hprcc.unl.edu/nebraska/june2004hastings-mammatus.html
日本のウィキペディアには簡単な説明しかないものの英語のものには沢山あり、ここにもこれは大雨か嵐の前兆としてみられることもある、と説明されていて、そういえば、8時のテレビニュースの際に雲の動きをコンピューターグラフィクスで示していたときに今夜の我が家の上空の雲はとりわけ帯状になっているものの色が濃く、それは厚いということを表していて大雨をもたらすかもしれない、と予報官が言っていたのを思い出したのだが、けれど予期せぬことにそのときにその予報官が民放の人気女性レポーターにカメラの前で拉致され、それは民放が地球を温暖化から救うためのキャンペーンだとひとしきり彼女たちはアジり、いつもダンディーなスーツに包まれたその予報官の胸にグリーンのハート形の紙切れを貼り付けて去っていったことにまぎれて肝心の天気予報をすっかり忘れていたのを思い出したのだった。
説明に、、、、、ことがある、と記載されているのはその可能性がある、というだけで必ずしもそうなる、ということを意味していなくて、現に夜中になってもそうはなっていないのだから私が見た雲は天からミルクの雨を降らせるだけの大きな乳房ではなかったのかもしれない。
大きな乳房を求めるのだという幼児回帰への想いには従ってもいいけれどそうなって溢れるミルクに溺れるのはたまらない。 我が家の子供たちが生まれたときに余ったミルクを冷凍して予備に保存したのはもう20年近く前になるけれど自然の大雨をミルクのように冷凍して溺れないようにする日が来るのだろうか。 地球を救えと言うアル・ゴーアの映画にはその可能性が示唆されていたろうか。 もしそうなるとしてもそのときにはもう私は多分此の世にはいないだろう。
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