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成程話:ヴァージン航空ができたわけ
2015年03月22日 21:48
スティヴ・ギルマン氏の心に響く言葉
億万長者リチャード・ブランソンは、ピンチをチャンスに変えたときの話をしています。
彼が妻とヴァージン諸島に行ったときのことです。
ふたりの乗る予定のプエルトリコ行きの飛行機が急にキャンセルになり、次のフライトまで長い時間待たされるはめに陥りました。
乗客たちはみながっかりして、ただ何もせずラウンジの椅子に座って待っていました。
次のフライトまで待つよりほかなかったのですから。
しかし、ブランソンはこの事態を別の角度からとらえました。
すぐに、ほかにできることはないかと考えはじめたのです。
まもなく、待機している飛行機を探し、プエルトリコまで一機チャーターすると片道いくらになるか尋ねました。
2000ドルという答えが返ってきました。
彼はラウンジで待っている乗客を見回し、素早く計算しました。
そして小さな黒板をみつけてくると、そこに「ヴァージン・エアウェイズ、プエルトリコまで片道39ドル」とチョークで書いたのです。
ただちに52人が申し込み、彼は少々利益を得たのでした。
「ヴァージン・アトランティック・エアウェイズ」の会社を立ち上げたのはこの出来事があってしばらくしてからですが、ほかでもないこのときのことがインスピレーションとなったのでした。
ピンチのときはチャンスにもなるよい例です。
このときの経験が大手エアライン会社を立ち上げるきっかけとなったのでした…ブランソンはその場の状況に前向きに対応しただけなのです。
リチャード・ワイズマンは、幸運な人たちは運が悪くてもそれを幸運に変える方法をいくつも持っていることを発見しました。
たとえば、彼らは、自分が最悪の状況にいて、まるで希望もないような挫折感を味わっているときも、その感覚を取りのぞくために、もっと悪い状況を想像することができるようです。
また、挫折感を取りのぞくために何をすればいいかを考察し、明らかになるとそのことに集中します。
『いますぐ「ラッキー!な人」になれる』サンマーク出版
マイナスのことをプラスに転換する思考を持っている人は、どんなときでもハッピーでいられる。
最悪だと思ったことの中に、チャンスは眠っていることは多いから。
だからこそ、「クレームは宝の山」と言われる。
またそれとは反対に、感動したり、感激したりした中にもチャンスは眠っている。
例えば、小売業や飲食業で、繁盛店の店舗視察に行った後、「素晴らしかった」とただ感動だけして帰ってくる人は多いが、その繁盛の要因を自分にあてはめ、モノにしてしまうような人。
ひとりのお客として感動したり、楽しんだりして終わってしまうなら、そこにあるチャンスを見落としてしまう。
「ピンチはチャンス」
どんなところにもチャンスは転がっている。
チャンスを見逃さない人でありたい。
このデジログへのコメント
おそらく日頃から考えるようにしてないと
その時が来ても発揮出来ないだろうね
(  ̄▽ ̄)
これはスゴいダイナミックな発想だなぁ。
いや、発想出来ても、実現しようとは考えない。
脱帽~。
なるほど。。。。
SYUZO-さん:そうですね(^^)普段から準備しておかないと
morioさん:確かになかなか考えつかないですね
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