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少し成程話:ヴィンテージになる
2014年06月13日 17:18
北野武さんのお話です。
テレビって面白いね。異常な力が働くから、ダメになっていくときには。
やっぱり自分の発想で番組が始まって、実際当たったけれども、人気がなくなるわけだから。
自然とね。潮時ってのはそれだと思うね。
スタッフがテコ入れしだしたらもう潮時だなあっていう。
大丈夫なときは何にもしないじゃない？当たってる番組って。
でも、ちょっと視聴率が下がってきたなっつうとなんか動くじゃない？動いた瞬間にはもうダメなんだよね。
動かなくてもダメだし動いてもダメだよね。
こっちは船頭みたいなもんだから、いくら一生懸命にやってても流れていっちゃうなあと思って。
番組の雰囲気が変わった瞬間には、俺はもう降りるね。
そんなに力業でどうのこうのってことはないね。
（中略）
だから俺はもう、クラシック・カーになろうと思ってるわけ、テレビの世界ではね。
ヴィンテージになったほうが、ロマネ・コンティのほうがいいじゃない？
ボジョレー・ヌーボーよりは。
「余生」
北野武著
ロッキング・オンより
何年経っても、味わいがある。
そんな人でありたいです。
もちろん、新しいものやお店にも素晴らしさを感じますが、昔からある「ピノ」や「雪見だいふく」なんかのアイスや、老舗といわれるず～っと愛されているお店は、やっぱり何年経っても大好きです♪
何年も愛していただけるような人になっていけるよう、日々精進していきたいな。
このデジログへのコメント
テコいれ
これのせいで折角のファンまで失うことになるのがまだわからないのかなって思いますよ
ほんと
SYUZO-さん:必要な時と特に必要ない時ありますよね
無為に時間を過ごしていると、知らない間に影の薄い存在になってしまうし、それを防ぐには日々の精進ですネ
koujiさん:そうですね。私も精進しなきゃ
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