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打線湿りっぱなし・・・もう梅雨?
2011年05月23日 08:16
5併殺に守りのミス 泥沼阪神借金6
産経新聞5月22日(日)20時25分配信
5併殺に守りのミス 泥沼阪神借金6
(交流戦、阪神1-2西武=延長十一回、1回戦、西武1勝、22日、甲子園)ことごとく好機をつぶした阪神。今季ワーストの4連敗を喫し、借金は最多の6に膨らんだ。
簡単にゴロを打たされる場面ばかりが目立って5併殺。九回1死満塁のサヨナラ機では新井貴が二ゴロに倒れ、代打新井良も三直。38イニングぶりだった唯一の得点も六回2死一、三塁で挟殺プレーの間に挙げたもの。適時打からは43イニング遠ざかっている。「1打席にかけるバッティングをしないと。何回も(チャンスが)あると思ったらあかん」。木戸ヘッドコーチは声を荒らげた。
現在の阪神には勝ちパターンがない。先制点を許すゲームが、これで10試合連続となり、劣勢の中での試合を常に強いられているかたちだ。かといって開幕から31試合で、うち10試合で先制しているが、勝敗は5勝5敗の五分。リーグ首位のヤクルトが、先制した15試合を10勝3敗2分けとしているのに比べると、勝率は芳しくない。この日も延長十一回に小林宏が踏ん張れず、城島の悪送球も重なって決勝点を許すなど、守りに詰めの甘さがあるからだ。
4試合無安打の新井貴は「調子自体落ちてきているのはわかる。でも九回で自分が決めないといけなかった」と反省を口にした。大阪タイガース時代の黒いユニホームでも悪い流れは変わらなかった。チームは泥沼にはまりこんでしまっている。(藤原翔)
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