今日からG戦！

“減灯の一戦”真弓虎、守りの野球を強調

サンケイスポーツ5月3日(火)7時51分配信
　ぶっつけ勝負だ。３日からの巨人３連戦（東京Ｄ）は電力事情を考慮し、照明を減らす減灯開催となるが、阪神は現地で前日練習を行わなかった。節電のために巨人も川崎市内のジャイアンツ球場を利用しているためで、当日の試合前練習で照明の具合などを確認して試合に臨む。

　新神戸駅で取材に応じた真弓監督は「飛球？　特にデーゲームは、見づらいね」と話した。この３連戦はすべてデーゲーム。もともと東京ドームの屋根は白く、外が内部より明るい昼間は、打球が見えにくく、これまでもフライを外野手が落とすケースが何度もあった。山脇守備走塁コーチは「あそこはまぶしくて天井が白いから、もともと見にくい。暗くて逆に見やすいかもしれないが…」と逆に減灯がプラスに働くとみたが、とにかく、やってみないとわからないのが現状だ。

　真弓監督は「ミスから大量点につながることがあるから」と改めて守りの野球を強調。初体験の節電開催にいかに早く対応するかが、重要となる。