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誤審・誤審・誤審で負けた・・・・・・・・

2011年04月21日 08:04

誤審・誤審・誤審で負けた・・・・・・・・

巨人、脇谷落球も誤審で勝ち“拾った”

サンケイスポーツ4月21日(木)7時52分配信
巨人、脇谷落球も誤審で勝ち“拾った”
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アウトを確信した右翼高橋(右)はベンチへ一直線。だがその横で脇谷が挙動不審に…(撮影・斎藤浩一)(写真サンケイスポーツ
 (セ・リーグ阪神4-5巨人、2回戦、1勝1敗、20日、甲子園)球史に残る誤審劇!? 巨人は20日、阪神2回戦(甲子園)に5-4で逆転勝ち。七回、1点を勝ち越されなおも二死一、三塁の場面で、阪神クレイグ・ブラゼル内野手(30)のフライを、巨人脇谷亮太内野手(29)が“落球”したが、判定はアウト。九死に一生を得た巨人は八回に逆転、連敗を3で止め、勝率を5割に復帰させた。これで巨人が息を吹き返せば、歴史的判定として語り継がれそうだ。

 敵地・甲子園悲鳴と大ブーイングが響いた。七回だ。阪神に1点を勝ち越されなおも二死一、三塁。ブラゼルの打球が二塁後方へ上がった。脇谷が背走して捕球-と思った次の瞬間、グラブからボールがこぼれた。

 脇谷は速攻で拾い上げ、捕球をアピール。完全に地面に落ちたかのように見えたが、今季で10年目の土山剛弘一塁塁審(39)は「アウト」の判定。脇谷も「とりました。スレスレのところでやっていますから」と主張した。だが、もちろん虎党は納得いかない。真弓監督も審判団を集め猛抗議だ。

 しかし、判定は覆らず。ここで落球と判断されれば、3連敗中の巨人には痛恨の追加点となるところだった。「“追い風”がきたね。いい流れがきた。これを止めずにいきたい」。原監督も、直接的な表現は避けつつも、試合の流れが変わったのを実感した。

 そして八回。ベテランの激走が、その流れを確実なものにした。先頭の小笠原が放った打球は、遊前にボテボテの当たり。だが「何とか出ようと思った」と全力疾走だ。2000安打にあと「7」としながら、なかなか安打が出なかった小笠原。16打席ぶりの安打を、執念でもぎとった。

 またまた真弓監督が猛抗議に出たが、もちろん覆らず、ここから巨人が猛攻。長野がプロ初の4安打目となる逆転2点適時二塁打を放てば、続く亀井も三前適時内野安打。この回、一気に3点を奪い逆転した。

 さらにもう1つ、前夜(19日)にサヨナラ打を浴びた山口が、この試合のベンチから外れた。「精神的疲労を考慮した」と川口投手総合コーチ守護神不在を覚悟したとき、ベンチ入りを志願したのが内海だった。だが七回に2番手で登板し、いきなり勝ち越しを許す。この惨事を救ったのも“例の判定”だった。

 「きょう勝ったことは大きい。何とかいいきっかけにしたい」と原監督。21日の阪神との第3ラウンドが、“遺恨戦”となるのは必至。先発予定のD1位・沢村(中大)が怒れる猛虎返り討ちにできるか。初顔合わせから、今年の伝統の一戦は見どころ満載だ。

最終更新:4月21日(木)7時52分

サンケイスポーツ

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