夜更けの公園

☆今日の一曲
雨待ち風/スキマスイッチ
https://www.youtube.com/watch?v=0vHyhZyBtsE
　心が惹きこまれていくお気に入りの曲です。
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今日の詩　-誰もいない夜更けの公園-

たまに通り過ぎる靴音
枯葉が鳴らす静かな囁き

　強引な難問
　理想論と現実論
　矛盾と葛藤
　様々な問題の答えを探して
　自分のアタマに問いかけて続けることに疲れた時
　夜更けの公園にいってみる

　昼間は色々な人があたりまえのように
　滑り台や砂場に
　やってきては　いつのまに去り
　また新しい誰かが
　ベンチで休憩しては　いつのまに去り

　眩しい木漏れ日の姿はもう
　どこにも見当たらなくなる

　静まり返って眠りについたような
　暗闇に包まれていく夜更けの公園

　月明かりと街灯だけが
　静かにベンチを人待ち顔で
　静かに見下ろしてる

　そんな夜更けの公園で一人
　答え探しに疲れると
　静寂に包まれてみる

　秋の夜は
　寝るのが惜しくなるくらい
　心が静かになれる季節

　月を見ていると
　宇宙はどこまで続くのか
　空はどこまでも続いているのか
　その先のその遠くはどこまであるの?

その答えがわからないことが
　不思議でたまらなくて
　徹夜しそうなほど不思議に思っていた
　今でも静かな夜更けの公園にたたずんでいると
　心が子供の頃の私に戻っていく

　ねぇ　空はどこまで続いてるの?
宇宙は無限で果てがないって
　果てがあるほうが安心できる気がするのに
　どこまでも続いていると
　果てまで見えないことが不思議なのは
　私だけ?

　答えはいつも空の上
　見上げている月が笑ってる
　答えはいつも雲の上
　見上げる月とかくれんぼ

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