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虐待の傷~再生までの500日

2010年09月07日 10:20

虐待の傷~再生までの500日









NHKドキュメントで、前回途中からしか
観ていなかった番組再放送されていたので
昨夜、見ました。

虐待にあった子たちが様々な告白をしていました。

キッチンハイター(漂白剤)をかけられた。
血が出てるのに殴り続けられて
夜、刺されるかと思って怖かった。
両親が疾走して親戚の家に預けられた先で
虐待
育児放棄母親帰宅しないので不安と寂しさの
あまり町を徘徊し続けていた、など。


番組で取り上げている施設に預けられている
どの子も、
心に大きな傷を負っていて心のケア
されて過ごしていた。

小さな子もいるし
何年も暮らして18才で
この施設を出ていかなければいけない子もいる。

18才までしか施設にいられないのは
児童福祉法で決められているから。

同じように生まれても、生まれた星の下が
親に恵まれていない子供たちは
本当なら守られているはずの年なのに
いきなり、過酷な運命と向かい合わないと
いけない。

健気に、生きることから逃げずに
戦い続ける子供たちを見ていると、
やるせなくなった。

育児放棄虐待した親への厳罰化
考えていくべきではないかとも思う。

番組で取り上げられた施設にいる子たちは
多くの子が持っている当たり前の親が
いない運命と闘っている。

でも、今、現在この日本に
実際に虐待育児放棄にあっている子は
現状、もっと沢山いると思った。

早くに手を差し伸べないと
施設にもたどり着けないまま
死んでしまってから事件になってしまうか

未だ、誰にも気づかれず
悲鳴が届かないまま助けられていない
子も存在するんだろうなと思うと

心と体に深い傷を負い取り返しがつかなく
なる前に一刻も早くSOSのサインに気づく
社会になってほしいと強く思う。

虐待育児放棄は実際に子供を死にも
追い込んでる。
もう、こうなると殺人事件だと思う。

プライバシーの問題で
踏み込めないという壁があるけれど
虐待の可能性があるかどうかを見極める
目を厳しくしてでも、警察と福祉が連携して
その過程の子供の命が守られるよう
早くから介入できれば
今よりは命を落とす子や心や体に
深い傷を負うことも減るのに。

施設を出て
頼る親のいない不安を抱えながら
頑張って社会に旅立つ子たち。

みんな、孤独に負けずに幸せをつかんで欲しいと
心から思う。

-----------------------------コメントいただいた方へ
コメント欄で書ききれないのでここに記しておきます。

一体自分に何が出来るのか?
どうしたらいいのか?

目をそらしたくなるような現実について、これだという一打は
今すぐには、私一人の力でも打てません。しかし
考え続けています。

世の中は、いきなり変えていくことは出来ない。
けれど、一人ひとりが自分に出来ることを考えて虐待を防ぐ
意識を持ち考え続ける事は重要だと思います。

今では虐待通報先も地域毎ではなく、全国共通
ダイヤルになりました。もしかしたら虐待かもしれない、と
思うケースをみつけたら、迷わずに通報することも
大切です。(通報は義務です) 例えば、今すぐに通報
ダイヤル先を携帯電話に登録する、それだけでも
虐待かもしれないと思う子供をみつけた時、
救う行為につながると思います。

私達に出来る事、それは
一人の力では防げないかもしれない事について
これから何が出来るのか、今、児童福祉法行政
どうなっているのか現状を把握した上で、社会の一員の自分の
テーマとして考え続け、問題提起していくことで
関わる人々の意識が高まっていき、世論となっていき
虐待が今より減る社会になるのではないかと思っています。

参考までに、
http://sankei.jp.msn.com/etc/100526/etc1005262110000-n1.htm
産経 【児童虐待を考える】特集
上記URLの特集の下のほうを見るとメールで
意見募集を募っています。
私はこの連載が始まってから全部にやっと目を通し、
先月、意見をメールしました。どうしたらいいのか
迷いながら暮らす自分のありのままの気持ちを
メールしてみてもよいと思います。

例えば、他にも探せば出来ることはあります。
今回のNHKの報道番組では、珍しく施設名がふせられて
いませんでした。
このような施設など、児童が保護されている施設などに
連絡し、励ます手紙やクリスマスプレゼントなどを贈る
許可について問い合わせ、許可がおりたら同じ気持ちを持つ
仲間を募り、みなでエールの気持ちをこめた手紙やギフト
送付することも、傷ついた子供たちに勇気を与える
かもしれません。

過去に、
私はブログなどで虐待防止のバナーリンク活動を通じて
児童虐待があってはならないこと、気づいたらすぐに通報しよう
と呼びかける虐待ストップの運動などをしていました。

また、虐待で死ぬ寸前に救出され、意識が戻らない事件の
被害者少年に、三年にわたり、弁護士さんに許可を得て
手紙を送り続けていた時期もあります。

自分に何が出来るのか、それがすぐに社会に起きる減少に
歯止めをかけるか、結果は今はわからいことだらけです。
でも、結果は行動の後からついてくると信じています。

自分が少しでも力になりたいと思ったことに
ついて、出来ることがないか考えた時から可能性が見えて
くると思います。それが些細なな行動でも、まず行動する
ことで思いがけない次の場面が見えてきます。

私の行ってきた、今行っている
行動はとても微力なものばかりです。

しかし、小さな行動の積み重ねをすることの成果は
頭で考え続け悩むだけの日々よりずっと得られるものが
あると信じています。

職業でいえば、虐待問題に関わるのは
教育従事者、
本格的に児童虐待問題に自らがメスをいれていく職業ならば
児童相談所の職員、ケースワーカー等、虐待問題と
直接関わることになる職業に就いて活躍するという職業
となりますが、このような専門職の人よりも、もっと
身近で虐待を発見できるのが私達、近隣市民
虐待を見抜く目をもち子供を守ろうとする大人」ではないかと
思っています。

児童虐待が減って欲しいと願う大人がここに一人いる、と
アピールすることだけでも、今虐待にあっている子供に
勇気を与えることになることも
あえて書いておきます。

何もできないけれどどうにかしたい、
と願う大人が存在していると知ることで、
虐待に苦しんでも大人を、社会を信じれる気持ちを
捨てずに被害者はなんとか人の優しさを信じて
生きていけると思います。

このデジログへのコメント

  • まりぃ 2010年09月07日 11:43

    > イクザエルさん
     ああ・・人が見ていないとこで平気でポイ捨てするのと同じかもね? どっちにしても自分の子供くらい守ってあげてほしい! 

  • かっちん 2010年09月07日 13:51

    どうすればいいのですか?教えてほしいです。行政が悪いとか親が悪いとかじゃなく、僕らはどうすればいい

  • まりぃ 2010年09月07日 18:38

    > かっちんさん
     記事内容に編集加筆しました。ご参考ください。諦めず、手を差し伸べる気持ちを捨てずにいてください。8月のログ読ませていただきました。

  • mac 2010年09月07日 22:11

    虐待問題と
    直接関わることになる職業に就いて活躍するという職業

    は私たち周囲ですね

    学校の先生も

  • まりぃ 2010年09月07日 22:59

    > macさんへ
    教育、福祉関係職では自分達の役割と組織、法制度の狭間で、考える機会も多く頭を悩ませているだろうと思っています。私は医療側ですが直接関わることは少なくむしろ後の心のケア側畑です。

  • むくろじゅ 2010年09月08日 17:38

    今起きている様々な問題の解決点が
    地域社会の復活に有ると
    20年前から言い続けてるのだが…(≧ω≦)

  • まりぃ 2010年09月08日 18:06

    > むくろじゅさん
     地域市民全体の声が地元行政に取り入れられる社会になっていって欲しいですね。先日ある党の市民アンケート用紙が配布され、結構熱心に回答できる内容でした。

  • mac 2010年09月08日 20:45

    個人としては
    助ける行動をするけれども
    上司の目があるから
    ということでしょうか
    そうなら悲しい

  • まりぃ 2010年09月08日 21:29

    > macさん
    ログに掲載した産経の虐待問題を考える記事の中に、校長の発言や対応に反論が寄せられていることが書かれていましたが、一教師が、校長に意見できず、葛藤していた事は考えられるかもしれないですね

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