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来期の外人さん
2008年11月08日 10:45
真弓監督明言!新助っ人は“守備重視”
デイリースポーツ - 2008/11/8 9:58
写真
笑顔でクラブを振る真弓監督。得意のゴルフで休日を楽しんだ=黒潮CC
阪神・真弓明信監督(55)は7日、獲得を検討中の新外国人は外野手に絞った上で、守備力が判断ポイントであることを明らかにした。就任以来『守りの野球』を掲げる指揮官の眼鏡にかなうのはホセ・バウティスタ内野手(28)か、ネルソン・クルーズ外野手(28)か、それともケビン・メンチ外野手(30)か。安芸秋季キャンプ打ち上げとなる16日までに結論を出す。
◇ ◇
慎重に慎重を重ねた新外国人選びが佳境を迎えた。条件は「守れる外野手」だ。
6日に南球団社長をはじめとした球団首脳と真弓監督ら現場コーチ陣も交えて拡大編成会議を開いた。席上、9月に三宅渉外担当、オマリー駐米スカウトに加えて、現場の目として立石コーチも加わった調査団が持ち帰ったビデオなどの資料により、検討された。
6、7人いる候補の中から、内野手が削られた。これはバルディリスの成長による影響が大きい。「戦力になると思う。このキャンプでもよくなってきてるのでね」と指揮官は話し、三塁として来季の計算に入れていることを明かした。
となれば、獲得候補は外野手または外野も守れる野手に絞られる。
「外野を守れるのか外野1本なのか、そこの最後の詰めですね。守備力?判断ポイントになるね。守備なら資料通りにしてくれるから」
今季在籍したフォードも現役メジャーリーガーの肩書を掲げながら日本野球には全く対応できなかった。「フォードのビデオを見たいよ。むちゃくちゃよかったらしいからね」と指揮官。打撃は水ものというが、外国人のそれは、来てみなければ分からないというのが経験則だ。
打撃はアテにならないが、守備力ならば日米の違いはそれほどない。守備範囲、肩の強さ。特に広い甲子園を本拠地にする上で守備力の高い外野手は是が非でも欲しい1ピースともいえる。それも左翼に金本、中堅に赤星という盤石のレギュラーがいる限り、右翼を守れる強肩外野手となる。
候補に挙がるのはクルーズ、メンチ、バウティスタの3選手。クルーズはメジャーでも右翼が本職の外野手。メンチも外野手で左翼、右翼などが主だが、打撃の評価が高いバウティスタは本来、三塁手が本職という点がネックかもしれない。
「3割30本30盗塁できるヤツいないかなあ」と会見終了後つぶやいた指揮官。候補の1人クルーズの今季3Aの成績は103試合で打率・342、37本塁打、24盗塁。もしかしてこれが本命?
週明けにも第2回拡大編成会議を開き、最終結論を出すことになる
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